聖域にも衝撃が

蟹「・・・なあ」
魚「うん？」
蟹「堀北真希が・・・結婚だってよ」
魚「ああその話。やはりショックか。君のタイプだとは思った」
蟹「・・・あの山本って奴、ストーカーじゃね・・・？俺もあれぐらい押せば堀北と結婚でき」
魚「なわけないだろう。なぜか過小評価されているが、山本耕史は実績実力ともに非の打ちどころのない大物俳優だ。あいつに時代物をやらせたらどんだけ上手くて格好良いと思っているんだ。そういう偉大な先輩が身を低くして愛を乞うたからこそ女の心に届いたわけで、最初から底辺にいる奴が自己評価だけバカ高く迫っても気持ちが悪いだけだろうが。身の程を知れよ」
蟹「・・・酷ぇ・・・」
魚「なんだというんだどいつもこいつも。サガは黒くなるわ、シュラまでエクスカリバー１０万ノック始めるわ。そんなにあの乳臭い小娘が良いか」
蟹「お前はホマキの可愛さをわかってねえよ。あれは俺らの最後の天使だった・・・」
魚「ちゃぶ台返したり岩を切り刻んでる分にはまだいいがな。どうせそのうち、『あんな男じゃきっとすぐに離婚する』とかひどい願望を言い出す。君ら、自分がコエダメ以下のゲスだと気付いた方が良いぞ」
蟹「まだ言ってねえよ。言いたいけど言ってねえよクソが。・・・なに、お前は本当にノーダメージなの？本当に？さすがお魚さんだわ冷血動物この上ねーわ。これで平気なら逆に聞きてえよ、お前は誰が結婚したらショック受けんだよ」
魚「失礼な。私だって人間だ、ザキヤマの結婚はかなりショックだったわ。あいつは美人を嫁にしたいしたいと一生言いつつ、報われずに終わる奴だと信じていたのになんという裏切り・・・」
蟹「お前ほんと最低だな性格」


・・・いやー、びっくりニュースだった。