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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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うおおおおお女子凄い!!!

もうこれみんなに何らかのメダルをあげてもいいんじゃないか。

私は、ザギトワ優勝に心から納得しています。
構成が一部でボロクソ言われてるのでどんなだと思ったけど、凄く楽しいじゃないですかー!
全然カオスじゃないですよ。表現力がメドベージェワに比べてそんなに劣っているとも思わなかったなあ。ジャンプも表現の一つだもの。そりゃこっちがアンナカレーニナだったら問題あるかもしれませんが、ドンキホーテでしょう。いいじゃないのこれで。楽しい!美しい!好き!
っていうかスポーツにおいて、若さゆえのパワーに勝る表現って、そんな無いと思うんだ・・・二人ともまだ10代だもの、若さを出し切った方が勝つよ。うん。

それに、1988年に男子は四回転を決め、女子は三回転半を決めたのに、現時点でのスポーツとしての進化の差を考えると、女子はむしろこの挑戦を大歓迎してよくないでしょうか。
怒涛のノーミスは素晴らしい。でも、裏を返せば、まだ身体能力の限界にチャレンジしきれていないということだとも思うんです。
五輪はスポーツの祭典であって芸術祭では無い。
そこに釘を刺したいからこそソチ五輪ではキムヨナではなくソトニコワを優勝させたんだと思ってます。

ジャンプか芸術か!というのは男子でも散々激論交わされてきましたが、プルシェンコがどっちも!!ってやり続けたから今があるわけです。
私もバトル派だったので芸術重視でいいじゃんと思っていた時代がありました。
しかし今現在、4回転を皆が普通に跳ぶようになって、じゃあ芸術性が消えたかというと、そっちもパワーアップしてるじゃないですか。
スポーツとしての技術を止めてまで芸術のバランスを保ってはいけないんですよ。

また、メドベージェワは確かに役者的な表現力があったと思いますが、しかしそれがスケーティングの芸術性に繋がっているかというと、私はちょっと疑問でした。
彼女の表現はまだ上半身だけにとどまっている。
今まで芸術性に長けたスケーターは、何をさておいてもまず、靴が魔法をかけたみたいに滑ってました。足元だけ映しててもいいくらいスケーティングが美しかった。重力も何も無くて、音楽そのものを滑るみたいに滑る。それがスケートの芸術だと思います。
彼女はまだそこまで行ってない。普通の靴に見える。
役者って才能に勝る努力無しだから、そこを評価しちゃうと田中選手がどんなに跳んでも寝ているだけの羽生が勝つみたいなことになっちゃうじゃないですか。それは駄目じゃないですかいくらなんでも。
だからザギトワと芸術点で大きな差がつかなかったのも、そんなにおかしくないと思います。


いやでもしかし、二人とも素晴らしかったです。
おめでとうございます。
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