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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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年に一度の最大の楽しみ、箱根駅伝。
今年も堪能しまして、年始3日目にしてもう本年思い残すことは何もありません、という清々しい気分です。あとの362日間はオマケの人生さ!ははは!

東洋大の山神・柏原選手は相変わらず凄かった。本調子では無いにしてもすごかった。
しかしそれ以上に早稲田の猪俣選手が可愛すぎだったと思うんですわ。
・・・可愛くないですか?あの人。
一般入試で早稲田に入り、陸上部に入部した時には下から2番目のタイム、Bグループから努力して努力してAグループに上がり、そして4年目にしてやっと掴んだ最初で最後の箱根への切符です!・・・と、リポーターは彼を「柏原のような『神』には勝てないけれど精一杯戦い抜く人間の代表」のように語っていましたが、まあ落ち着け一歩引いて見ろ。学力で早稲田に入って最初で最後にしてもあの箱根駅伝を走って、しかも山神からわずか27秒しか引き離されずにゴールしてさらに結局優勝もして、顔もやたら綺麗でインタビューの受け答えまでメディアが泣いて喜ぶほど美しい、この人はある意味勝ってる。柏原にっていうか人生に。

それに、優勝後インタビューで3年生が4年生のことを話すだけで感極まって泣いているのを見ると、よっぽど人格も良さそうですよ。パーフェクトだよ。
3年生の4年生リスペクトっぷりにはこっちももらい泣きしそうでした。

あと、毎年毎年選手以上に熱い監督陣がたまらないですね。
駒大の大八木監督と早稲田の渡辺監督はもういつもどおり熱かったんですが、今年はその灼熱地帯に東洋大の酒井監督が完全に仲間入りした感がありました。
普通、監督は任意の給水で選手に併走することもあってかジャージ姿です。しかし酒井監督はスーツにネクタイ着用。その格好でペットボトル持って選手の横を猛ダッシュ。水を飲ませながら指示と檄を飛ばし、言いたいことを言い終るとはっと我に返ったかのように足を止め、自分が車から降りたの忘れてました、みたいな背中を見せて監督車に戻ります。酒井監督、すごいかっこいいですスーツで猛ダッシュ。

車からスピーカーで飛ばす指示も、選手が走り始めた時はタイムがどうとか落ちついていこうとか、ごく監督らしい感じなんですが、ヒートアップしてくると、
「田中!!男になれ!!待ってる皆のために男になってくれ田中ぁぁぁっ!!!」
・・・もう何がなんだか。
この台詞だけで物が駅伝だとわかる人はたぶんいない。

今年は10区まで接戦でした。来年はここに駒大が参加して、ガチの3つ巴で監督に激走して欲しいです。
はあ、次の箱根まであと363日か・・・長いなぁ。。。
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ハーメルンのバイオリン弾き、全巻大人買いしました。
ヴォーカル編のトロンが両親解放するまでしか読んで無かったので、10年後しで続きを読むべく。
やっぱり、この漫画のギャグにかなうものは無い。私にとって。
最高のギャグを教えてくれたと同時に、他のギャグ漫画を読めなくさせてくれた功罪併せ持つ傑作です。好きだ。

で、2日がかりで一気読みしたんです。そして思った。
ギャグだけでなく、残酷さも結構ハンパ無いな、と。
絵と言うより、ストーリー、展開が。
もともとパンドラが水晶にされるまでの流れがかなりトラウマだったんですが、今回先に進んで、リュートの最期がそれを上回ったね。
折れた両腕をフルートに差し伸べるシーンは本当にキツかった。あの時だけは助けに来ないスフォルツェンドの人間に腹が立った。リュートが可哀想過ぎてもう・・・なんであの子だけあんな目に。ご都合主義でいいから生きて返して欲しかった・・・

あと、ケストラーが凄かった。
普通な、魔王と人間の娘に子供が・・・って話があったらさ、二人の間に悲しい赦されざる恋があったと思うじゃん。
デスピサロにロザリーがいたように、ケストラーにも純粋な心があったんだと思うじゃないですか。

カケラも無かったですね。

あんなに無いとは思わなかった。あんなに最悪だとは思わなかった。
パンドラがギャグパートで私だってあんな男に引っかからなきゃねー!と絶叫してましたが、あの言葉は掛け値無しに本当だった。
いやあ・・・最悪でした。
パンドラよく性格歪んだだけで済みましたね。気が狂ってもおかしくないよ。
あまりにもケストラーが酷くて、パンドラが哀れでした。

作者凄いなあと思います。自分のキャラクターをここまで痛めつけることって、中々できないよ。特にリュート。リュート。リュートぉぉぉぉぉ。
安藤美姫凄かったですね。
ショートもフリーもパーフェクト。圧巻でした。やはり「女王」は彼女が一番似合う。

あと、真央ちゃんの時は会場も視聴者も気持ちが一つになりますね。頼むからジャンプ成功して下さい!という。もうあの子の泣くのは見たくない、今度こそは笑って欲しい、その一心でした。良かったよ・・・本当に良かったよ・・・クライマックスの駆け足のところで涙がこみ上げてきましたよ。良かったねえ真央ちゃん!

ちなみに安藤美姫の時は感動通り越して笑うしかありませんでした。あまりの圧巻さに。そしてモロゾフコーチのガッツポーズに。

ニコライ・モロゾフ、コーチとしてあるまじきほど目立ってると思うのは気のせいでしょうか。安藤美姫のリプレイであいつ必ず入ってくる人になってるよ。入ってくるどころかあいつがリプレイされてる気がするよ。あれもうフィギュアのコーチのテンションじゃない。サッカーの監督に近い。あのままピッチ脇にいても何の違和感もない。むしろ限りなくトルシエに近い。

モロゾフコーチ、面白いなあ・・・今日はガッツポーズしながら半泣きになってましたね。キス&クライで本当にキスするかと思いました。落ち着けおっさん、カメラの前でそれやったらまた色々ややこしくなるから。どうしてもしたいなら信成にしておくんだ。日本人、そっちはたぶん見なかったことにする。ああロシアってアグレッシブだな。そう思って終わりにする。

世界選手権では高橋大輔に復活して欲しいです。
あの人のパーフェクトを見たいです。

とよた真帆の犯行動機は何だったのかという質問があったので。

犯行動機を知りたいということで、

動機は恐喝者を殺して恋人の生活を守るためでした。

とよた真帆は、幼い頃に父親を亡くし、母の再婚相手が酒乱で横暴で母親ともども辛酸を舐めたあげく母親が倒れてしまい看病虚しく死亡、という過去を持っていました。
それだけでも十分重いというのにこの母親、何を血迷ったか今際のきわに「お父さんのこと頼むわね・・・悪い人じゃないの・・・」と言い遺し、間髪入れず死んだため、抗議するタイミングを永遠に逸したとよた真帆は、引き続き独りで父親・・・というか母親の男の世話をするはめに陥りました。
なお、この再婚相手は、外見はつのだ☆ひろ、素行は海老蔵という地獄のクリーチャーで、悪い人に見えない要素が一つもない男でした。
当然のことながらとよた真帆は疲れ果て、とうとう入水自殺をはかります。

そこに現れた・・・もとい、その場で荒波をバックに御陣剰太鼓を叩きまくっていたのが村田雄浩でした。



というところまで書いて相棒を見てやるせなさにもうだめになりました。
その後?とよた真帆と村田さんが恋仲になって過失から村田さんがクリーチャーを殺してムショ入りして出所したんだがそれをネタにとよた真帆がおっさん二人に脅迫されて今度こそは私があの人を守らなければみたいな感じで返り討ちにしたんです。

そんなことより今日の相棒ぉぉぉぉぉぉ!
素晴らしかった!
ワーキングプアをテーマにしてるんですが、なんていうのか、問題の本質をついてた。
被害者に色々な人が関わってて、一般人からブラック会社や闇業者までいるんだけど、誰も徹底的に責められる人はいない。悪いことしてる人もいるけど、じゃあ被害者の死に責任を負うべきかと言うとそうは言えない。
被害者は普通の人で、落ちていく様子をずっと追っていくと辛くてやるせない。でもそれはずっと追って見ていればの話で、仮に私が登場人物の誰かとして彼に一時期だけ関わったとしたら、おそらく絶対に助けたいと思わないだろう。
福祉課の窓口ならうざいと思うだろうし、コンテナ主なら追い払いたくなるだろうし、闇業者ならカモにしか見えないし、ドーナツ屋のバイトならイヤミを言ってやりたくなるだろう。
残酷に言えば、魅力が全くない、誰も雇いたくならない人間。社会のせいにする前に自分を何とかしろよ、と陰で嘲笑されるような。努力が足りない、職を選んでる、と一蹴されるような。でも、彼は資格も取ったし、就職活動をずっと続けてたし、ハローワークで相談もしたし、やるべきことは全部やってた。人を傷つけるようなことは言ってもいないししてもいない。
それでも結局、全ての人に何となく嫌われた。

被害者のワーキングプアの人を演じたのは山本浩司。
うますぎる。壮絶にうますぎる。正直、もうちょっとキャスティング手抜きしていい。トラウマになるから。
・・・・ドーナツ口に詰め込んでるシーンは忘れられそうに無いです。
本当に、辛かった。素晴らしかった。
生ぬるく見ていましたが、終ってから改めて振り返ると、何げに凄かった。

ストーリーはですね。
過去に刑事だったタクシードライバーがいます。
運転中にラジオを聞いています。タクシーやトラックのドライバーに大人気の女性パーソナリティ(とよた真帆)をたまたま乗せて親しくなります。
しかし、巷ではトラックドライバーが彼女へのリクエストメールを残したまま刺殺される事件があいついで起き、彼女はヘタレな刑事に容疑者としてマークされているのでした。
果たして真犯人は。タクシードライバー夜明日出夫(渡瀬恒彦)が事件の謎に迫る!

.........という内容でした。
それで、登場人物なんですがね.........

A ラジオ局のマネージャー。サンドイッチマンのメガネの方みたいなメガネの男。実は同局で働いている若い女の子と出来ているが、ストーカーから身を呈して守るなど真摯っぽさを全面に押し出しながらとよた真帆に言い寄る。
⇒別になんの下心も企みもなくとよた真帆を好いていただけであり、その事実が何かに影響するわけでも全くなかった。

B 上記Aと出来ていたラジオ局の女の子。とよた真帆が脅されているのを見ただとか、Aさんは昨日の夜は私と一緒にいました!などと警察に証言する。
⇒本当に証言通りだった。

C とよた真帆のストーカー。嫉妬からとよた真帆に近づいたAに切りかかり逮捕。しかし取り調べで動機を聞かれると黙秘した。
⇒二度と出てこなかった。どうやら本当のストーカーであり、動機も本当のストーキングによるものであり、殺人事件とは全く無関係だった模様。

D ヘタレ刑事。最初からとよた真帆を疑っており、渡瀬が否定しても彼女を調べ続ける。
⇒正解だった。

E とよた真帆。ヒロイン。最初から容疑者扱いされ、続々と不利な事実ばかりが浮上し、中盤で事情聴取にかけられて、焦燥しながら、私は殺してなんていません!と訴える。
⇒犯人だった。

F タクシードライバー。主役。渡瀬恒彦。最初からずっと、とよた真帆は犯人じゃ無いと警察を説得しまくる。
⇒間違ってた。


............このドラマは一体、「タクシードライバーの推理日誌」なんだろうか。
いらないよね、タクシードライバー。最初から刑事に任せといて何の問題もないよね。







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