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105人縁組させてきた彼の手腕はもっと称賛されても良いのではないかと思うのだが、しかし現在コガモの家に残っている面子を見るに全員クセモノ揃いなので早々に片付くとはとても思えず、これならむしろ施設長の方が早く片付くのではないかとすら感じる。
とりあえず、最終話でポストが、
「最後の一人は、あんただよ」
などとニヒルな笑みを浮かべ、幸せになれよ!とクールに祝福しながら、施設長を弁当屋に婿入りさせるところまでは想像した。
・・・。あると思います。
ヘイ、セイ、もういいだろうアンチ明日ママ団体。
引っ込みがつかなくなっているだけかもしれないが、いくらなんでも第三話まで見て思ったはずだ、あれ?これもう「いい具合に馬鹿展開になってきたので許す」って言っていいんじゃね?、と。
私も思った、あれ?これもういつどこで誰が「明日サガがいない」という不謹慎なリメイク作っても許されるレベルじゃね?と。
確かに魔王・佐々木施設長は暴言を吐く。怒鳴る。
しかしどうだろう、子供たちのこの「またかよ」感。「魔王の機嫌が悪いから居づらくってさあ」と言う口調のマジうざいんだけど感。誰も彼を本気で恐れてなどいない。
恐れるどころか、ある意味子供たちの方が彼をめった切りにしている。
前回話した通り施設長は弁当屋の女性に惚れているのだが、第三話では彼女に花を捧げるイケメンのライバルが登場。遠くから仲よさそうな二人を眺めて度を失う施設長に、空気を読まない子供がダメ押す、「あの人旦那さんかも!」。
さらに終盤では施設長が最も信頼しているはずの料理担当・ロッカーが、色々あって仕事を無断ボイコット。
仕方が無いので施設長自ら夕食(カレー)を作るものの、まずかったのだろう、ロッカーの料理で舌の肥えた子供たちはほとんど手を付けずに放置して部屋にこもった。
・・・子供は大人が傷つかないと思ってるからな。
誰もいない食堂で「あいつら、こんなに残しやがって・・・」と苦り切る施設長は最高に気の毒だった。
彼をそんな目に落とし込んだロッカーがありえないほどのモテ属性を発揮していたこともあって、対比的にもなおさら気の毒だった。
そしてちょうどそこへ帰ってきたオツボネに「おい!・・・夕飯は?」と声をかける施設長、ならびに、食べている彼女の顔をチラチラ見つつ、「・・・うまいか?」と尋ねてみる施設長は最高に萌えた。
と同時になぜかれがモテないのかもすごくわかった気がした。
三上博史最高ですね。
・・・ただ、第三話の結末は、コガモの家まったく関係ないところで可哀想過ぎましたね・・・
きつかった・・・本当にあの子は可哀想だった・・・
ふり幅が大きくて、かつ締めるところはちゃんと締めて、面白いドラマだと思います。
続行希望します。
言わせてほしい。もうこのドラマについて深刻になるのはやめよう皆。
第二回を見た感想、100%これ。
施設長確実に総受け。
これしかねえええええ!!!!自分最低だけど本当これしかねえええええ!!!!!
他になんかいろいろいい話とか切ない話とか酷い話とか詰まってたけど、施設長の受け臭さが強烈過ぎて全て持っていかれたわ!!久々にこんな受けくさい奴見たわ!!何なんだよこのドラマ!!シャンプーの匂いがどうとかいってる場合じゃない、もっと別の匂いがむんむんしてるわ!!
しかも回を追うごとにロッカーが攻め属性を表出してくる気がする。
もうあの養護院の設定については許してやれよ、施設長はこの先間違いなく罰せられるよ腐女子の脳内で。
もうだめだ。スポンサーが降りたのは違う意味で正しかったかもしれない。
マジでこの先は高須クリニックに任せた方がいい、本気でそう思った。
ドラマの内容に対する児童養護施設の批判は若干的外れだと思っています。
が、だからと言ってドラマにまったく問題が無いというわけではなく、かなり重要な失敗をやらかしていると思います。
子供のあだ名。
あのあだ名はどう考えてもおかしいです。
「ポスト」が既に世間の反発を招いていますが、それ以上に「ドンキ」がおかしい。
あだ名自体が酷いとかどうとかではないです。あれがヒールの施設長からつけられたあだ名、あるいは他の子に無理やりつけられたあだ名ならわかるんです。
でも、子供が自主的に名乗ったという設定にはどうしても納得がいかない。ドラマにも合っていない。
ポストは非常に特殊な子なので、まあギリギリあっても良いかもしれないですが、ドンキがあの名を積極的に名乗るのはとても変でした。いくらなんでも避けるだろう。流れからしても。
これには、どぎつい設定でインパクトを与えようという製作側のあざとさを感じました。
子供の強さを表現したいのかもしれませんが、この開き直り方は子供のそれじゃないです。大人の発想としか思えない。
こういうドラマでこの手のあざとさが見えてしまうと、先行きもまともに進行するのかとても不安になります。
なので、あだ名の問題で放送打ち切りになるとしたら、それは仕方ないんじゃないかと思います。
残念ですけれども。
「ピア美」は良いと思うんだけどなあ。どうしてこのレベルで他のあだ名も揃えなかったのだろう。ドンキは無い。絶対無い。
明日ママがいない、見ました。
児童養護施設から、施設の人間はこんなひどい人じゃない!こんな虐待ありえない!という反発があるそうですが、あのあからさまにヒールな施設長を全国の標準規格だと思う人がいたら完全にどうかしてます。
でもたぶん、あの人実はいい人オチだよ。間違いない。蟹魂を感じる。
虐待はありえないってのもどうかと思いますが・・・老人養護施設であれだけ虐待問題出ているのに、子供に起こり得ないなんてどうして言えますかね・・・まともな施設なら起こらないんでしょうが、「まともでない施設」が絶対無いなんて言えますか???
それはともかく、あの施設長は、本当のテーマを打ち出す役として配置した、ドラマらしい嘘キャラクターでした。
で、少なくとも第一話のテーマは、どこを切っても「身勝手な親」だったと思います。
施設批判では絶対に無い。
自分の都合で子供を捨てる親。
安易な動機で「可愛い」子供を入手しようとする里親。
施設の子に対する偏見に満ちた世間の親。
そういう「親」に対する批判がガンガン詰め込まれていました。
施設長が子供に「お前らはペットショップのペットと同じだ」と暴言を吐くシーンが問題なようですが、あれは子供への虐待じゃないです。
世間の浅はかな親に対するストレートな皮肉です。
現実では隠れてしまう事を、虚構を通すことによってえぐり出す。ドラマの価値ってそういう物ですよ。
「現実と違う!」って、なんでわざわざドラマで現実を忠実に再現しなきゃならんのですか。そんなので拾える欠点なんて、「私の欠点は人を信じやすいところ~」みたいな、自己アピールのための「これが欠点だとみんなに思ってほしい欠点」ですよ。意味無い。
施設からは、「里親はこんなに酷く無い!」という反発は出ていないのでしょうか。
それこそ一番反感買わなきゃいけない部分だと思うのですが、この部分は、現実と違わないのでしょうか。
だとしたら、怖いなあ・・・