明日ママがいない、見ました。
児童養護施設から、施設の人間はこんなひどい人じゃない!こんな虐待ありえない!という反発があるそうですが、あのあからさまにヒールな施設長を全国の標準規格だと思う人がいたら完全にどうかしてます。
でもたぶん、あの人実はいい人オチだよ。間違いない。蟹魂を感じる。
虐待はありえないってのもどうかと思いますが・・・老人養護施設であれだけ虐待問題出ているのに、子供に起こり得ないなんてどうして言えますかね・・・まともな施設なら起こらないんでしょうが、「まともでない施設」が絶対無いなんて言えますか???
それはともかく、あの施設長は、本当のテーマを打ち出す役として配置した、ドラマらしい嘘キャラクターでした。
で、少なくとも第一話のテーマは、どこを切っても「身勝手な親」だったと思います。
施設批判では絶対に無い。
自分の都合で子供を捨てる親。
安易な動機で「可愛い」子供を入手しようとする里親。
施設の子に対する偏見に満ちた世間の親。
そういう「親」に対する批判がガンガン詰め込まれていました。
施設長が子供に「お前らはペットショップのペットと同じだ」と暴言を吐くシーンが問題なようですが、あれは子供への虐待じゃないです。
世間の浅はかな親に対するストレートな皮肉です。
現実では隠れてしまう事を、虚構を通すことによってえぐり出す。ドラマの価値ってそういう物ですよ。
「現実と違う!」って、なんでわざわざドラマで現実を忠実に再現しなきゃならんのですか。そんなので拾える欠点なんて、「私の欠点は人を信じやすいところ~」みたいな、自己アピールのための「これが欠点だとみんなに思ってほしい欠点」ですよ。意味無い。
施設からは、「里親はこんなに酷く無い!」という反発は出ていないのでしょうか。
それこそ一番反感買わなきゃいけない部分だと思うのですが、この部分は、現実と違わないのでしょうか。
だとしたら、怖いなあ・・・
蟹と女神ですね。何ですかね。何やってんですかね。
蟹が逃げようとしている理由もわかりませんが、そんなのけぞってまで全力で蟹を引きとめるお嬢はもっとわからない。
なんでだよ。
しかもこの二人の絵、カップリング物としては何気にリア魔鈴の次に多いしな。この状況をカップリングというかは別としてだ。
なんでだよ。お嬢はどうしてそんなに蟹が好きなんだ(違)
思うんですけど、蟹ってたぶん、男らしい割に清潔感あるんだと思う。
意外と汗臭く無いんだと思う。意外といい匂いするんだと思う。
だからお嬢も平気でコンタクト取りに行くんだ。
蟹はもちろんお嬢の事はキライなんだけども、しかしたとえばお嬢の髪に小さなゴミがついていたとしましょう、そんなとき聖域野郎どもの中で真っ先にそれに気づいてしまうのは誰か?
蟹ですよ。
しかも無意識の習性で思わず取ってあげてしまうのも蟹なんですよ。意外とゴミはゴミ箱に捨てなきゃ嫌なタイプなんですよ。紫龍のこともちゃんと自分で穴に落とさないと落ち着かなかった人ですよ。
で、それによって優しい男だと思われるか細かくてメンドクサイ男だと思われるかはギリギリです。ギリギリ、後者です。
あとくされなくて本当いいよね、デスマスク。
・・・・・・
ごめん、ソロより、紫龍と春麗のペアが見たい。
紫龍が春麗をぶん投げるという本編ではあり得ない状況が見たい。
担ぎあげてる紫龍よりその体勢で笑ってる春麗すげえ!!!みたいなリフトをやってほしい。
中国はペア強いし、きっと勝つ!
良く考えても銀や銅はなんだかしっくりこなかった。誰でもあり得るし誰でもあり得ない気がした。
ただ一つだけはっきりしている。
絶対王者ミスティ。
間違いない。
あの恵まれた容姿、トップクラスの実力、そして何よりあり得ないレベルのナルシズム。
王者に必要な全ての要素が揃っている。五輪3連覇は堅い。
彼にとって勝負とは金メダル取れるかどうかではなく、どんだけスコア記録を更新するかなのだ。
聖闘士選手中メンタルの強さNo1だと思う。マジで。
五輪で金を取るのはムウだと思う。完璧に仕上げて文句無くとると思う。
銀がサガ、銅がミロという気がする。
サガは最強と言われ続けながら膝の故障に泣かされてシルバーコレクターと化した挙句、現役最後の五輪でついに金を取ってリンクの上で号泣するタイプのような気がする。なんとなく。
ミロはその逆で、下馬評ではまあ5~6位圏内と目されていたものの、本番でライバル達が次々五輪の魔物に取りつかれる中空気を読まずに自己ベスト更新、演技後半から笑顔全開で終わった時にガッツポーズし、今大会最初のスタンディングオベーションを取ってしまう気がする。
そしてその魔物に取りつかれるライバルがカミュのような気がする。彼はなんか、4回転とか採点方法の変更とかで一番苦しんでいそう。ジャンプより表現派。
シャカは芸術的過ぎて演技構成点が延びず、凄い事をやってるけれどそれは加点対象にならないみたいな技を連発し、個人のこだわりによって確信的にODAるため解説と審査員を困惑させ、当たり前だが点数はのびない。やってることが特殊すぎてその技を認めようという動きも起きない。彼のことは引退するまで好きにさせとこうという保留対象になる。
デスマスクはエキシビションが一番良いといわれるタイプ。そしてストレートラインステップが派手。
アフロディーテはスピンが美しいと評価されたりもするが、シーズン直前にコーチと決別、人気モデルと密会デートなどリンク外のネタの方が報道されるタイプ。
シュラは技術は凄いが表現力がのびず、そして自分に合った曲もなかなか見つからないみたいなことになりそう。とても良い選手なのでみんな彼にメダルを取らせてあげたいが、どうしても届かないという。
アイオリアは4回転に全力投球、もう4回転はいいから表現力をなんとかしろと全ての人に思われながら究極の4回転を目指し続けて猛進、ただ五輪ではその4回転が絶不調で、演技後に氷を叩き割りながら悔しがる。
アルデバランはアナウンサーと解説に、「見ているこちらまで元気にさせてくれる、そんな選手ですね~」「そうですね~」と、常に新人のような扱いでほのぼの説明されながら、大会の序盤で滑ってる気がする。
なんとなく、そんな感じがした。