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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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     カーテンのドレス

問題のスカーレットの髪はとにかくやたら細かくカールさせて立っていることがわかったので、修正してみようとしたのですが、忠実に描くと一目散に大仏になったため断念。
くそう・・・日本に大仏さえ無ければこんな思いは・・・!(単なる画力不足)

そんなわけで粗いけれどもリベンジでもう一作。
スカーレットがカーテンでドレス作ってレットに会いに来たところです。
この時のレットの苛立ちは、金目当てで会いに来たスカーレットへの怒りもあるとは思いますが、それ以上にその金を出してやれない自分への情けなさがあったと思います。彼女の荒れた手を内心誰より悲しんでたのは彼だったはず。

ところで何でこの2日でやたら似顔絵描いてるかといいますと、もともと人の顔描くのが苦手なので練習のためでした。
勉強になりました。
目鼻口を追ってるだけじゃ駄目なんだ。骨格を描かないと顔は似ないんだ。なるほどなるほど。

そして似顔絵と平行して創作を進めてますが、こっちはちっとも仕上がらない。
ギャグ書いてるだけじゃ駄目なんだ。話を進めないと終わらないんだ。ひーふー。
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「風と共に去りぬ」より、スカーレット・オハラ役のビビアン・リー。

個人的に、あの映画で彼女が最も美しいのは、タラが売却されそうになったり、北部の兵士が乱取りに来たり、横恋慕がばれた状況でアシュレイの誕生日に出席したり、そんな追い詰められてなお誇りだけは保とうとしている時だと思ってます。
上の絵はその誕生日の時のスカーレット。人前には絶対に晒さないが、心の中では泣いていたと思う。
知りたいのは彼女の髪がどうなっているのかということだ。どこから生えた毛をどこに回してどうやって留めてるんだ・・・

後輩に何か良い映画無いですか?と聞かれ、これを勧め、見てくれたまでは良かったんですが、スカーレットが戦後の飢えに苦しんで畑で土のついた野菜をかじり、惨めさに泣いて、たとえ物を盗んでも人を殺しても二度と飢えには泣かないと神に誓うシーンについて、「なんで飢え!?って思って超笑いました!」という感想をもらった時には、もうこの映画を若い人に勧めるのはよそうと思った。
感性は人それぞれだろう。しかしびびった余り思わず話題を課長の噂話大会にスライドさせてしまった私を誰も責められやしまい。
彼女は性格も良いし頭の回転も早く非常に優しくて良い子なだけに、これはもうジェネレーションギャップなんだと思うしかなかった。
平和な時代だ・・・・良いことだ・・・・

・・・日本の教育制度はもっと、歴史に力を入れても良いと思います。
  

キングオブハリウッド、クラーク・ゲーブル。マリリン・モンローの憧れの人。
彼と言えば「風と共に去りぬ」が有名ですけれども、これは「或る夜の出来事」仕様です。
一応、全米の下着売り上げを激減させてメーカーがコロンビア社にクレームをつける事件の引き金となった、着替えのシーンを元に。
白黒映画が苦手と言う人に会うと、この映画のために残念だと思ってしまう。
史上初・アカデミー賞主要5部門(作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・脚本賞)を制覇した古典ラブコメディの傑作です。
5部門制覇は41年後に「カッコーの巣の上で」が出てくるまで破られず、95年の「羊達の沈黙」を合わせて未だ3作品しか成し遂げられていない大記録。
レンタルでも2、3回借りましたが、廉価でリリースされたときには速攻で買いました。

クビ寸前の新聞記者ピーターと家出した大富豪令嬢の娘エリーがひょんなことから知り合い、二人でニューヨーク目指して珍道中している間に恋が芽生える、という物語です。若干、20年後の「ローマの休日」に影響してますね。
エリー役のクローデット・コルベールがとにかく可愛い。
そしてお嬢様で何にもできない彼女のために、服のアイロンから朝食の支度、追っ手の撃退に食料調達と寝床の確保まで幅広くなんでもこなすピーターのいい男っぷりがたまらない。前歯につまった食べかすまで取ってくれちゃってるからね。万事、「ああもうしょうがねえなこの子!」みたいな感じでね。
しかしヒッチハイク勝負では彼女に負けた。
乗せてもらった車の中で、エリーが超嬉しそうにピーターを見て、どうだ!という顔をするのが最高です。
                  

映画「The Sting」の伝説的詐欺師ヘンリー・ゴンドーフ役、ポール・ニューマン。
仮に私に神の画力があったとしても、何人がわかるかという話ですよ。

彼は最高に渋くてかっこよくて「The Sting」は傑作でありますが、正直「これは別に描かなくても良かったんじゃないか」と思わずにいられない。
ポール・ニューマンはハンサムには違いないんだけども、特徴と言えばタレ目ぐらいのものなので、この絵が似ているのかどうかが自分でもよくわからないですスミマセン。似てるんじゃないかな。目、垂れてるし。
しかしこれがカーネル・サンダースだと言われればそれはそれで納得してしまいそうな、要するにほんとに伝わりづらい絵になってしまったということです。

古き良き時代のハリウッド映画が好きです。
今でこそアメリカンコメディといえば下ネタ満載のイメージになってしまいましたが、昔は極めて洗練された脚本で、お色気すら品があってセンスが抜群に良かった。

「The Sting」は詐欺師の復讐を描いた痛快コメディ。脚本が良く、役者の演技も素晴らしく、映像も粋で、文句のつけようが無い傑作です。
     オードリー
ローマの休日のポスターより、オードリー・ヘプバーン。
マリリン・モンローを知るまでは彼女が一番好きな女優だった。

よく似顔絵描きの人が彼女の似顔絵をサンプルに飾っているのを見ますが、彼女ほど似顔絵のサンプルに適さない女優もいないんじゃないかと思う。
とにかく難しい。特徴があるのでなんとなく似せるのはそれほど難しくないんだけども、可愛く描くのは天上レベルで難しい。
大概、オードリーはもっと可愛いよなあと思うサンプルになっている気がします。

しかし描いてみればそれも当然だと思うのは、この人は顔のパーツのひとつひとつが実は可愛くない。
切れ上がった目、太くて濃い眉、立派な鼻、頑丈な顎、大きな口。
しかもローマの休日ポスターでは彼女、歯を見せて笑ってるわけで、歯って描くとなぜか一気に品が無くなる悪魔のパーツ。
絶対に可愛くなりようのない要素ばっかりなんだが・・・・だから忠実に描こうとすればするほど上の様にごつい顔になるんだが・・・どうして本物はあんなに可愛いんだ・・・?
常人には理解できない、それが妖精の証なのかもしれません。

「シャレード」や「麗しのサブリナ」も好きですね。
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