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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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引き続きハリウッド。
常識で考えて、こんな絵を描いている人間に原作リスペクトを叫ぶ資格など無かった。


ハリウッドで、蟹はどうなるのかしら。
「コメディードラマ『マイ・ブロック』などに出演するディエゴ・ティノコが、か弱き女神を殺すために雇われた男を演じる」らしいけど、これが蟹かしら。

「か弱き女神を殺す」というド底辺の仕事臭、「雇われた男」から醸しだされるド直球使い捨て臭、「コメディードラマ」から暗示される蟹しかいないでしょう臭、そして「ディエゴ・ティノコ」で検索して出てくる顔の絶対蟹聖衣似合うだろ臭・・・

蟹だ。蟹に違いない。

か弱き女神を殺すためにやってきた蟹を聖闘士が力を合わせて返り討ちにし、そこで雇った側の男が出て来て強くて全員ピンチになり、しかし光政が実はゼウスだったと正体を明かし、起死回生の大逆転となる・・・そんなハリウッドだきっと。そうでなきゃ城戸光政を生かしておく意味無いだろう。

いや、だが待て。ショーン・ビーンは死に過ぎる俳優として有名とか書いてある。
そうすると光政も開始早々に死んだりするのだろうか。ええーそんな!

いかん、心が既に光政に持っていかれている・・・正直、蟹はもう煮るなり焼くなりどうにでもしてくれいつものようにという気持ちになってしまっている。いけない。こんなことでは蟹に申し訳が立たない。
でも蟹のイメージを守ろうとしたら出さないのが一番ってことになるし、せっかくのハリウッドデビューなのにそれはそれで嫌・・・!

揺れるわ―。なけなしの乙女心が。

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ハリウッドがついにやるということで、「ドラゴンボールの二の舞にだけはならないで欲しい」という声が多数上がっていますが、それは確かにハリウッド単体で見れば最もな気持ちだけども、しかし落ちつけみんな。
ドラゴンボールからすりゃ聖闘士星矢にだけは言われたくない可能性がある。
連載中に鋼鉄聖闘士とかクリスタル聖闘士とかやってたジャンルが今更何をと。

むしろドラゴンボールであんなことするんだったら聖闘士星矢でやっときゃよかったんじゃないかという気さえする。抗体の有無で言ったらこっちの方がきっとある。ハリウッド株ぐらいなんぼのもんじゃい。

ともかく、私も配役の情報をより詳しく知るべくニュースを漁りました。
が、「気になる城戸光政の配役は」みたいなそこじゃねえ情報しかまだありませんでした。

でも待て。ちょっと待て。


光政がイケオジ過ぎる。
ショーン・ビーン


マジかー!!光政こんないいオジ様が演るの!?素晴らしいじゃん!これは100人1000人コマせますわ!!
えー、光政がこんなだったら辰己はもうドウェイン・ジョンソンで行くしかないじゃん。ハリウッドは竹刀設定だけは無駄に保持してくれそうな気がするし、下手したらアメリカで辰己がブレイクする可能性あるんじゃないの。どうでもいい夢ばかりが膨らんで行く。
この二人でハードボイルドに超活躍してくれれば、聖闘士はおまけでもいんじゃないかな。
つうか真面目に、光政スピンオフで作りませんかハリウッドの人。
誰も文句言わないどころか公式設定狙えますよこのイケっぷりなら!


光政、若い頃こんな格好良かったのか・・・・
そりゃあモテるよ・・・!!
パラリンピックの不可解な解説。というか出来ごと。その2はゴールボールです。

視覚障害者のスポーツ、ゴールボール。
競技者はマスクをつけて完全に視界を遮断され、3対3でひたすら鈴の入ったボールを投げてはブロックし続ける・・・

中継で見ている分には非常に単純で地味な競技で、たまに顔面でブロックした選手のマスクが吹っ飛ぶのを見て実は球がバスケットボールの約2倍重く男子の速球は時速70kmに達したりすることを知るくらいのものです。


・・・そう、見ている分には。


この競技のキモはむしろ見えてない部分、音と気配で敵をいかに騙すかにあるといいます。
ということはつまり音と気配で敵にいかに騙されないかもキモだということなのですが、実際それがどういうことかというのをこれ以上ないほど教えてくれたのがゴールボール男子決勝戦でした。


決勝ーーブラジルVS中国戦。


様々な競技でガンガン結果を出しているパラリンピック大国同士による戦い。
前半は全然点が入らなかったところ、後半からは割と試合が動きましてブラジルが結構な点差をつけました。

ブラジルの得点の要因の一つに、中国に投球ミスが多く発生しPKを稼げたことがあげられます。

ゴールボールでは投球の際、指定の範囲内で2度バウンドするように投げなければいけませんが、2度目のバウンドが範囲を超えてしまうミスを中国は3度ほどやっちまいました。
反則となるのでやっちまうごとにPKです。
やっちまった選手が広いゴールを一人で守り、相手がそこに一球投げ込みます。

中継で見ている分には、通常三人で守ってるゴールを一人で守るので明らかにガラ空きなんですが、見えてない選手とくに投球側にはガラ空きという感覚はもしかしたら無いのかもしれません。とにかく、見えないけど空いてそうなところに投げるのです。

記憶に残る問題のシーンは、中国の食らった3回目のPKで発生しました。

守る中国選手はゴール中央にスタンバイ。相手がどっちサイドに投げ込んでも即座に反応しなければなりませんので当然です。
ところが、攻撃するブラジルの選手は中央でボールを持つと、そっと静かにコートの端まで移動してスタンバイしました。
中央から投げると思わせておいてガラ空きのサイドに直球をぶち込んでやろうというゴールボールならではの作戦です。目の見えない人をこんなに堂々と騙していい世界が他にあるだろうか。
えげつない。これがこの競技の醍醐味であるとはいえ、見てる分にはだいぶえげつない。

と、その時です。
守る中国の選手が、は!と何かに気づいて、彼もまた同じくコートの端まで移動しブラジル選手の正面にスタンバイしなおしたのです。
結果、ブラジルはボールをキーパーの正面に投げ込む形となり、ブロックされてPK失敗となりました。


実況「彼はなぜ・・・あそこに来るとわかったんでしょうか」
解説「そうですねー・・・・何か、音がしたんだと思います」


私は録画を5回リプレイしました。


してない。ブラジル選手は音させてない。
そもそも審判のピー!の笛とそれに続くなんやかやのアナウンスが響いてて、ブラジル選手の移動中はその音が聞こえるような静寂になってなかった。
静寂が落ちて、そこで中国側の選手が何かを察知して移動したのです。

何をどこから察知したんだ一体・・・

あまりに不可解であるため、私は咄嗟に疑いました。ズルを。
だって普通じゃないんだもん。コーチか誰かが選手にこっそり教えているのでは?


でもどうやって。


野球のサイン盗みだって、見えてナンボ聞こえてナンボのものですよ。
見えてもいないし音出してもいないのにズルをどこから伝えるというのか。
・・・振動?
ゴールの枠に振動を与えてサインを送るとか・・・

・・・でも中国の選手、察した時にはゴールに全く触れてない。これは無理だ。
振動を送るとしたらしかないが、仮にそれで他者にバレないように伝達してたらズルにしてもレベルが高過ぎないだろうか。特に受信側。

大体、中国は既にブラジルに結構な点差をつけられて負けてる側です。PKも3度目です。2度決められているんです。ここでズルする必要性が全然ありません。やるならもっと早くやってないと意味ない。
あらゆる面でズルのはずがないではありませんか。
これはズルではない!


じゃあなんでだよ。


なんでわかった中国。ブラジルがあそこから投げると。なんで。


・・・そこでふと思い出されたのは、昔テレビでやっていたある少年についての実話です。
彼は生まれつき目が見えないのですが、舌を打って絶えず音を出しており、その音の反射を聞きとる事によって周りにある物や人を把握します。どのくらい把握するかというと友達と普通にバスケットボールできて自転車スイスイ乗れるくらい。
杖も使わず健常者と全く同じように生活していました。
ただし、反射物の無い広い公園などに行くと自分がどこにいるかわからなくなってしまうという弱点はあったのですが・・・

人間は音を直接聞くだけでなく、反射という形でも聞きとることができるのです。
中国の選手もそれではないでしょうか。
審判の笛の音がブラジル選手に反射する、その余韻と動きを聞きとって相手の移動を把握したのでは。他にもう考えられない。
この競技、目の見えない人のスポーツっていうより何か違う能力目覚めた人のスポーツになってませんかね。


ゴールボール。不思議なスポーツでした。
なんでわかったのか、誰かインタビューしてみてほしい・・・

パラリンピックを振り返るとして、感動して泣いたり喜んだり悔しがったり色々あったのですが、その辺りの感情を今更熱く語るのは無粋というか、時期を逸した感があります
スポーツってナマモノですよね・・・うん・・・

しかし中には、時が経つと逆により強く鮮明になってくるものもあります。
あの時は勢いで流されましたが、あの時のあれよく考えたらおかしくね?

そんな違和感を覚えたものを振り返ってみたいと思います。


第一弾は水泳です。

水泳は、パラリンピックの中でも初見でかなり衝撃を受ける競技ではないかと思います。
男女混合合わせて146種目あり、これは陸上の167種目に次いで最多。種目が多いのはクラス分けの多さによるもので、つまりそれだけ幅広い障害者の方が参加できるスポーツだということです。

ちなみに水泳内で見ると、最もクラス分けが多いのが100m背泳ぎ(男子11・女子10種目)で、次が100m平泳ぎ(男女とも10種目)となっています。
私は昨日この辺りのデータをエクセルに入力して集計して頑張りました。

まず衝撃を受けるのは、手も足も無くてもめちゃくちゃ速く泳げるという事、レースによっては手が揃っている人より速い選手がいるという事ではないでしょうか。
泳ぐのって手足が推進力ではなかったのか・・・・
・・・しかし考えてみると、最も水に適した生物である魚には手足が無く、水中で手足がある生物というととかになってしまうわけで、自然の摂理的には手足で泳ぐ方がどっちかというと不自然なのかもしれません。
ちなみに私は息継ぎができないため25m泳げないのですが、それもこれも全て水泳に関する考え方が根本から間違ってて体の使い方がめちゃくちゃなせいではないのかと考えさせられました。

一体、体をどう使えばあんなに達者に泳げるようになれたのか?

考える私の目の前で、一人で金銀銅合わせて5個のメダルを獲得された鈴木孝幸選手のレースのどれかが再放送されていました。
そして解説の方がこのように仰っていたのです。

解説「鈴木選手は左腕左足の方が右腕右足よりも長いんですね。この状態で泳ぐと、普通はひっくり返ってしまうんです。ですが彼はこのように素晴らしい泳ぎができる。それはなぜかというと、つまり体幹なんです」

・・・・・・

実況「体幹ですか?」
解説「体幹です!!


え、本当に?

その先の深い説明全然無くて全ては体幹ということになってしまってたけど、本当にそういう・・・そういうものなのか?スポーツ関係者って隙あらば体幹万能説唱えてくるのはなんでなんだ。体幹の意味が年々広くなってってる気がする。

いや私もね、脚なり腕なり背中なりどこかしらを床や壁につけてるというなら体幹説も信じられますよ。こう、踏ん張ってガッチリ動かないでいられそうな感じがします。
でも水泳って水に浮いてるじゃないですか。
その状態で体幹ってそこまで物を言うんだろうか。それだと丸太を川に流して運ぶとかって体幹に反してない?
そもそも片側スクリューで直線に進むことだけでもだいぶ不思議で、そんな船あったら絶対曲がると思うし・・・

しかしここでふと思い出されるのが飛行機です。
奴は水どころか宙に浮いており、両翼に均等に配備されたエンジンが万が一トラブって一機つまり片側しか動かなくなってもちゃんと普通に飛び続けるという!
それと同じという事か!


・・・なんで普通に飛び続けるのかが聞いた当時から今に至るまで理解できず謎のままなので謎に謎ぶつけて解決した気になるのもどうかと思い、調べなおしました。
まさか飛行機が船より体幹強いということでもあるまい。

調べた結果訳「例えば左翼のエンジンだけが残った場合はやはり左の推進力が強くなってしまうので進路は右に曲がってしまうが、そこは舵を左に切ることで相殺されて真っ直ぐ飛ぶ」

私の脳内シミュレーションだとどうしても舵がぶっ壊れるエンドになるんですが、そういうものなのだなあ・・・

鈴木選手の場合は体幹がつまり舵として上下左右のコントロールをしているということなのでしょうね。
普通だとぶっ壊れるところ、鍛え上げていればそれが可能となる・・・のだろうな、やっぱり。
うーむ、そう言われても不思議だ。

まあでもこっちも「要は小宇宙です」それなりに信憑性あると思って生きてきた身分なのだからここで疑いを挟むのは違う気がする。色んな意味で。

聖闘士が小宇宙ならアスリートは体幹。
そういうことです。多分。
ボッチャ3位決定戦。

終わり方格好良すぎませんかね。

廣瀬選手めちゃくちゃ一言言いたそうな顔で杉村選手見てたのがおかしかったです。
いやー本当に見ごたえあった。素晴らしかった。
そしてポルトガルのおばちゃん凄く好き・・・なんか見てるだけで元気もらえる。車椅子のペイントも気合入ってるし絶対可愛い物好きそうだし。

それから車椅子テニスの国枝慎吾選手。決勝。
強すぎる。その強すぎる男が勝って泣く姿になぜか私も釣られて泣くという、このもらい泣きってなんなんでしょうね。
ほんと良かった。良かったです。


私が何かを応援しだすと大体そのあと良くない感じになる、例えばボッチャの話をブログに書いたらその朝にいきなり準決勝大敗するとか。
あるいは石川歩を応援していたら調整が遅れて開幕に間に合わず、ようやく出て来て良いピッチングをしたと喜んでいたら間をおかず炎上して行方不明になり、それでもきっと戻ってくると信じていたらまさかの肘の手術でもっと行方不明になり、先日ついに二軍で調整まで来た嬉しいと思ったその返す刀で0.1回7失点した、近く対オリックス戦で一軍登板するそうですが私は応援してませんから。
信じもしない!喜びもしない!嬉しい思わない!
わかったな神よ!

何が言いたいかというと、パラリンピックも明日で終わるので、これで競技の話ができるということですよ。
ふ。
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