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佐村河内氏問題。
作曲してなかった→全聾では無かった→HIROSHIMAじゃ無かった、と凄い勢いで何もかもがあらわになっていってますが、すみません、もうこれ笑えて仕方無いです。
Wikipediaのテンプレ警告「この存命人物の記事には検証可能な出典が求められています。信頼できる情報源の提供に協力をお願いします」が じわじわ来てやばいです。
ゴースト新垣氏が金も権利もいらない提訴もしないと言い切った現在、佐村河内氏の罪は何なのでしょうか。
全聾を装った事でしょうか。でも、それで給付金など直接的な何かを搾取しているならともかく、彼はただそういうキャラクターをやってみたかっただけですからね。
極端な話、デーモン小暮あたりとやってること一緒とも言えます。
閣下はどう見ても嘘じゃねえか!という反論もあるかもしれませんが、一室に籠って絶対音感を頼りに空から音が降ってくるのを待つという設定も、今考えればどこにリアリティがあったのかという話です。
HIROSHIMAがそもそも広島の曲でも何でも無かった事だって、ショパンの別れの曲もそうだと言えばそれまでではないでしょうか。
しかも一応本人、「全聾であることを売りにしたくは無い」と言っていたそうですから。一応、「全聾であることを売りに」する意思は本人には無かったようですから。一応。
それを売りたがったのはマスコミですし、それを大喜びで買いたがったのは大衆。
さらに言うと売った音楽自体はちゃんとした物であり、真の作者はその利権配分について納得済みで、むしろ佐村河内氏が出来上がった曲の視聴チェックをしていたという新垣氏の証言を考慮すれば、彼が本当に全聾だったら品質が下がっていた可能性すらあります。
人々は佐村河内氏が聴こえていた事を歓迎すべきではないでしょうか。
彼が今後提訴されることはあるのか。あるとすればどんな内容なのか。
とても興味深いです。
楽曲のゴースト問題について、どうしてこのタイミングで!と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、曲の方から見れば、このタイミングがベストだったと思います。
今なら、高橋選手のオリンピックに使用されることが決定しています。開幕はもう今週末です。
楽曲の変更はまず出来ないでしょう。
もし、そういう背景が無ければ、この曲は闇に葬られて消されてしまった可能性があります。
悲しいですが、作家が全聾でなければ感動できない人もいますからね。たくさん。
が、この絶妙な時期であれば、世間も高橋選手の演技を台無しにしたくないですから、無理にでも考えます、「作品に罪は無い!」と。
そして高橋選手がこの曲をオリンピックで成功させれば、曲自体は「全聾の作家」に代わる感動ステータスを得られますから、生き残れます。
なぜ今このタイミングで。
・・・このタイミングは、批判は2倍3倍にも浴びるけれども曲だけは残せるかもしれない、というギリギリの線だと思います。
そういう事なのでは無いかと思いました。
音楽家のゴースト作家問題について。
私の意見は。
曲が良いなら何も問題無い。
高橋選手も同じだと思いますよ。
全聾の人間が作ったから感動するなんて、そんなド汚い人だとは全く思わないです。
曲が良いから演じるんでしょう?
曲を買った方も、作品が良いから買ったんじゃないんですか?
名誉・権利・金銭等の利益配分は当事者間で法廷にでも持っていくべき事。
外野が口出しすることではないです。
大体、何の判断材料も出てませんし。
マスコミ等が被害者ぶって大騒ぎする理由が全くわからりません。
ドラとノビタが喧嘩していたら経緯を何も知らない出来杉がいきなり割り込んできて全力でノビタを叩き始めるみたいなもんじゃないですか。
騙された!と騒ぐ人に言いたい。
バックボーンだけで芸術を評価するからミューズの罰が下るんだと。
何の被害にあったというのか。裏切られて傷ついたとでもいうのだろうか、しかし一体どこに傷がついたというのか、作品を感じる心も無いのに。
作品は作品、人は人。
たとえ強盗強姦殺人犯が作っていても、それが良いのであれば、作品自体は評価されるべきです。
個人的には作品の栄誉も、何者であれ作った当人に冠されるべき。だと思うのですが、もう十数年も何事も無くやってきたってんだ、何か当事者間にしかわからない事情があったんだろうよ。
だから揉めたんなら内輪か法廷のどっちかで解決させろよ。本当に。
高橋選手は大丈夫ですよ。
彼がトチった場合はまたこの件が蒸し返されてマスコミが曲が曲が言ってきて大変うっとうしいだろうな、ぐらいですよ。
曲が使用差し止めになることは、いくらなんでも無いでしょう。オリンピックだし。
・・・これ、施設を調べるべきでは無いの?
放映時間は夜の22時ですよ。
この時間からして、番組はそもそも子供に見せることを想定していない。
野放しにテレビを見せて自傷行為を誘発した施設側こそ調べた方が良いと思いますよ。
そういえば、「施設の人員が足りないと必然的にテレビを見せざるをえない、子供はテレビがあれば大人しくしているから」という話を、井上ひさしがエッセイの中で書いていていました。
・・・厚労省は他にもっとやることあるんじゃないの。
あと、子役の演技は、正直そこまでいうほど上手く無い・・・芦田愛菜も含めて。
ところどころものすごく上手い時があるけれど、大部分はどうしてもわざとらしいです。特にコメディパート。
コメディは感情任せで演じられるものでは無いと思うので、子供には演じきるのが難しいのでしょうね。
このドラマは子役がメインでたくさん出てきますが、しかし真に味わい深いのは大人の演技だと思います。
まず三上博史がとにかく良い。怒ってる時も迫力ありますが、時々みせる思いやり深そうな表情、傷ついた子供を見る痛々しそうな目つきが、とても心に来ます。
第三話の西尾まりも凄く良かった。
年季の入った役者の演技は何にも代えがたいものがあります。
孤児院ドラマも良いですが、個人的には、このドラマのテイストで老人ホームバージョンを見たかったような気がします。