小規模・・・だと?あれが・・・?呉の武将総出演したのに・・・?
蜀の次の一手は南中平定。後顧の憂いを断ち、心置きなく魏を倒せるように整えるのです。
ねえ、なんでそんなに魏を敵視するの。あそこの人も皆いい人よ。
しかしそこで魏延から提案が。南中を攻めると見せかけて魏の油断を誘い、一方で自分が長安に奇襲をかけたいというのです。
諸葛亮もこれに同意。あら、IFだと魏延との仲もIFになるのかしら。
かくして再び、魏との戦の火蓋が切って落とされるのでした。
IF第十一章 長安奇襲戦。
選択可能キャラは魏延・馬超・ホウ統・そして徐庶。
徐庶に魅力を感じつつ、でもまだ一回も使って無いから魏延で行きましょう。
まずは陣内で兵士の会話を聞きます。
兵士2「諸葛亮殿と魏延殿、仲が悪かったんじゃ?だが今回の策は採用された」
兵士2「何でも、徐庶殿が間に入ったらしい。ああいう感じの人がいると丸く収まるな」
やっぱり仲悪かった。IFじゃなかった。
でも徐庶が繋いでくれたのか。そうか。どんな繋ぎ方をしたんだろうな(「・・・アイツ、ニオウ・・・」「あなたもそう感じましたが魏延・・・」)気になるなあ。
さらに、長安を守る夏侯ボウとやらが外道な様子。若い娘さんを攫って城に幽閉し、返さないんだそうで、なんだそれは。待って、徐庶でやったら萌えたんじゃないのこの伏線。
しまった・・・(ごめん魏延)
しかし誘拐とか最低ですね。そういうことは人としてやっちゃいかんですよ。
だよね、ホウ統。
ホウ統「この戦、諸葛亮からお使いを頼まれてねえ。敵の将を一人連れて来いなんていうのさ。相当な知勇の持ち主らしい。さあて、上手くいくかねえ・・・?」
おかしいだろ。ステージの要素が。
ちなみに狙われてるのは姜維なわけですが!
なんで誘拐からの救出と誘拐するのとをひとつのステージに入れるの!?矛盾するでしょ明らかに!!心をどこに落ちつけていいかわからないんですけど!
戦闘開始の会話は、とらわれた女性の姉である女官とでした。城の裏口まで案内してくれるとのことです。こちらが別口の誘拐予備班だとは思ってもいないようです。
女官「どうか、あの子を助けていただけませんか・・・!」
ワカッタ。我、オ前ノ妹、助ケル!
というわけで戦闘開始です。
まずは捕らわれた娘さんを探しましょう。誰なのかも気になるし。蜀キャラでそんな可憐な女の子いたっけ?もしかして鮑三娘か。助けてみたら意外と元気っ子で野郎ども困惑パターンか。ありそう。
よーし、我ガンバル!
・・・って、魏延は頑張ったんですがね。敵将を数匹倒して、さらに曲がり角を曲がったらそこに張コウがいたので驚いてこれも撃破して。
そうしていざ助けてみたら、ただのモブ女官だったというね。
しかも彼女への声かけはホウ統に取られた。
ホウ統「助けに来たよ娘さん。あんたの姐さんに頼まれてね」
女官(妹)「まあ、姉様が?ありがとうございます」
喜んで城内の扉開けてくれたのは良かったけど・・・我、ガッカリ。
しかし。超展開はここからでした。
敵兵「夏侯ボウ殿!敵が城内に侵入!何者かが内通していたようです!」
夏侯ボウ「なんと!?内通者がいたとは・・・!俺は下がる!蔡文姫殿、後は任せたぞ!!」
どんな任せ方ぁぁ!?;
川で囲まれた完全安全地帯まで撤退しやがった!!女にケツ持たせて逃げた奴初めて見たわ!!
しかも蔡文姫、たぶん全キャラ中最も武闘と縁遠い人なんだけども!!箜篌しか持ってない姫に魏延の相手させるってか!!そんな奴に夏侯を名乗ってもらいたくねええええ!!
徐庶「主将が逃げるとは、奇襲が効きすぎたか。・・・冗談はさておき、奴を追いかけないとな」
ふっきれた徐庶の頼もしさよ。
と、ここで敵の援軍到着の報告が入ってきます。姜維の軍です。
なんと彼は、蜀が長安を狙う事を読んでいたというのです。
姜維「夏侯ボウ殿、ご無事ですか!?開門願います!!」
夏侯ボウ「姜維が来ただと?聞いておらんぞ!もしや、姜維も蜀に内通しているのでは!」
早くも可哀想な事になり始める姜維。
IFでも彼はこの扱いなんでしょうか。あんまりじゃないでしょうか。
返事が無いため、心配のあまり門を破る姜維。泥沼だよ。到着5秒で取り返しのつかないことになってるよ。
ホウ統「こちらの策を見破るとは、さすが噂に名高い麒麟児だねえ」
徐庶「あれが諸葛亮が注目している将だな。蜀に迎えたいが・・・まずは戦うしかないか」
相談してる軍師二人が怖すぎる。誘拐犯だ。誘拐犯がここにいる。
魏延は黙って蔡文姫を撃破します。早くお逃げ。ここは危ない。下手すると蜀に迎えられるよ。
そして姜維と対面。
ホウ統「いやあ大したもんだ。ちょっと戦はやめて、あっしと話さないかい?」
姜維「何を馬鹿なことを!敵とかわす言葉など持ち合わせていない!」
ミッション『姜維を撃破せよ!』
ナンパに失敗したら殴ると言うこの鬼畜な流れ。
撃破すると姜維は体勢を立て直すためいったん退きます。
しかしホウ統は追いません。
ホウ統「これは面白い流れになるかもねぇ・・・逃げた麒麟児を見て、敵軍はどう思うやら」
徐庶「なるほど。士元、君の考えが読めた(微笑)」
ミッション『馬遵(姜維の主)を撃破し、姜維を孤立させよ!』
・・・酷ぇ・・・
徐庶「(馬遵に向かって)俺達がここに来られた意味、わかるか?姜維は簡単に道を開けてくれたぞ」
ふっきれ過ぎだよ徐庶。
真黒じゃねえかああああああ!!ちょっと前までのうじうじしてたお前はどこに消えたの!?益州取るのすらあんなに心痛めてたお前は!?
つうか何ですか、IFに入ればどこでも軍師は黒くならなければいけない法則でもあるんですか!!郭嘉はそうでもお前は違うと思ってたよ徐庶!!
ただ黙々と敵将を倒すだけの魏延がなんと善良に見える事か!
馬遵「姜維め、姜維め!曹魏に背くことの意味、思い知れ・・・!」
呪いの言葉を吐きながら撃破される馬遵。ひいいいい;
これで姜維は孤立したねえ、と嬉しそうなホウ統。ひいいいいいいい!;
そして再度、姜維を撃破ですよ。あんまりだ。
膝をついた姜維は、この首を持って行け!と叫びます。
じゃあ遠慮なく、ただし胴体はつけたままでね、とホウ統はにんまり。
姜維「どういうことだ!?」
徐庶「蜀に来い、ということだ」
馬超「俺たちは皆、劉備殿に惹かれて集まった」
魏延「オマエモ、来イ・・・!」
・・・・・
姜維「魏の将、姜伯約は今死んだ。・・・この命、あなたたちに預けよう」
姜維・・・。言う前に一瞬、諦めたように俯く顔が切ない。そりゃ、こんなやり方じゃあな・・・
こちらの味方にはなったけど、複雑だよなあ・・・
徐庶「夏侯ボウのもとへ行こうにも道が無い。何か手はないものだろうか」
姜維「この付近に武器庫があります!その中の兵器を使えば、道は開けるでしょう!」
!!?
姜維「姜伯約だ!(武器庫の)門を開けてくれ!」 武器庫、開門!
お前もふっきれすぎだろ姜維。
身変わりはえええええええ!!!!!
戦うのはいいよ!?しかしこんなに早く偽計に走るのはさすがに人間性を疑うわ!!
内通してはいなかったけど、ほとんど内通してたようなもんじゃね!?あんまりじゃね!?
武器庫を制圧して架橋車を強奪。これで川向うの夏侯ボウまで、橋を架けようという寸法です。
しかしそこで敵援軍が到来。
李典「あー、変なもん持ち出してやがる!俺の感があれをぶっ壊せって言ってるぜ!」
李典!台詞無いけど楽進も来た!
うわああああああ!なんかお前ら見てほっとしたよ!!安心したよ、なんか!!蜀の人たち怖いよ!
ただ、こちらにも呉の援軍が到着したので、後は陸遜と呂蒙に任せた。
架橋車の設置完了。川を越えると、さらに敵援軍の徐晃と王異が登場。
来るねー、魏。やるねー。
伝令「伝令!さらに敵の増軍が到来!率いているのは敵軍師・郭嘉のようです!」
!かっ・・・・!
郭嘉「夏侯ボウ殿は無事のようだね。さて、うまくやってくれたかな?」
郭嘉あああああああああ!!!!!!!!
生きてたああああああ!!!まだ郭嘉が生きてたああああああああああ!!!!
うわああああああああああん!!!!郭嘉あああああああああああ!!!!
夏侯ボウ「郭嘉殿が来てくれたか!よし!これで心置きなく逃げられる!」
夏侯ボウ、撤退。
いいよ、邪魔な奴は皆消えればいい!ここには郭嘉だけがいればいい!!
徐庶「今、魏軍の指揮を執るのは郭嘉だ。奴を討って、長安を制圧してしまおう」
郭嘉を奴とか言ったか、そこのモサ男(怒)
ちょっともう、少しでも邪魔が入らない状態で郭嘉に会いたい。徐晃も王異も消えてくれ。撃破!撃破!
郭嘉ー!久しぶり、会いたかったよー!
『郭嘉、火炎車を起動!』
郭嘉「私は郭奉孝。お相手を願おうかな」
部屋が埋まるほどの数の火炎車を並べてにっこり挨拶する郭嘉。
この火炎の猛攻と郭嘉の足の速さに翻弄されて、初回プレイ時はストーリーモードで初・普通に死んだ。
はんぱねえ・・・!
再プレイ時は必死で頑張りました。とにかく火炎車を破壊しないことにはあっという間にゲージ持っていかれる。恐ろしい。
撃破すると、郭嘉は「哀しい」の表情で、
郭嘉「これは旗色が悪いね・・・。仕方ない、ここは退くしかないかな」
はうぁ!ちょっと具合悪い時の声になってる!
郭嘉!早く帰って休め!負けたんだから宴は無しだ、寝てなさい!
・・・郭嘉の哀しい時の顔、可愛すぎてもう・・・(鼻を押さえながら)
長安奇襲、完了です。
郭嘉に会えた・・・!!
蜀IF 第十章 陸口の戦い。
対呉戦。樊城で同盟を破った孫呉は兵を引き、「(蜀に対して)何の申し開きもせぬまま魯粛が陸口に陣を敷いた」。
・・・何度も言うようだがお前らが荊州を返さないのが悪いんじゃないのか、蜀よ。
何をナレーションまで使って逆切れしているのか。
しかし魯粛はそれでも対蜀穏健派のはず。一体なぜ、というのが蜀の思考です。
本人の真意を正すべく、諸葛亮は張苞・関興・星彩を連れて陸口へ向かうのでした。
・・・うーん。教頭と子供達か。なんか不安なメンバーだな。担任いなくて大丈夫だろうか。
張苞「関興、出過ぎるなよ?星彩、お前も!」
学級委員長はしっかりしているが・・・
関興「私は戦える。心配は無用だ、張苞」
星彩「兄上。大丈夫だから(冷)」
このザマだ。生き物係も風紀委員もちっとも素直に聞いてくれない。学級委員長一人で空回りしている状態だ。「・・・そうか」と言って寂しそうな顔する張苞が切ない。
教頭はノーフォロー。
この放任、まるでIFに突入したことにより小学校から中学に進学したとでも言わんばかりだ。小中一貫の私立校だったとは想像もしていなかったが、校長が漢王朝の末裔なら当然だったのかもしれない。
どうでもいいがこの辺で戦闘開始。選択キャラは星彩で行きます。
諸葛亮「魯粛に真意を問いただします。多少手荒になりますが敵を倒して行きましょう」
間違いない。進学校だ。
結果の為なら手段を問わない。うちに通っていれば塾など必要ありません、そんな自負を教頭の静かな口調から感じる。
『魯粛のもとへ向かえ!』の指示が『志望校を目指せ!』に見える。
史実ルートよりよっぽど「もう子供ではいられない」の展開だ。
こうなってくると途中に現れるモブ将も何かの教科の権化に見える。
とりあえず、武将タイプは文系、知将タイプは理系だと思ってよいだろうか。
顧雍か・・・こいつは知将だが見た目が武将っぽい。たぶん代数問題だろう。
諸葛亮「呉軍の守備の薄さ・・・怪しいですね。罠がないか警戒して進みましょう」
問題文を良く読めというやつだ。
妙な言い回しを確認しよう。もとい、怪しい拠点を調べよう。
敵兵「なにっ?見つかっただと!?これでは火計を実行できん!」
孫呉の十八番、火計。
相変わらず火遊び好きだなー。完全な不良高校だ、こんなとこの受験でいいのか。
張苞も関興も星彩も、真面目な子達だぞ。
孫呉には可愛い顔して肺が真黒そうな軍師がいるんだぞ。
諸葛亮「孫呉は火計を狙っているようですね。実行されては厄介です。防ぎましょう」
そうだな。蜀学園の風紀を守るため、乱れは正して行こう。
朱然「うわっ!何だ?俺の火計を邪魔するのか?ひどすぎるぞ!」
この勝手な逆切れ。間違いなくグレている。
髪もツンツンに固めてるし、すごい不良が出て来たもんだ。
しかし火炎弓を持って走る姿はとても格好良い。モテる不良の典型と見た。
一方、星彩も第二武器に火炎弓を装備していたわけなのだが。
難しい。この武器難しいよ。攻撃中に移動が可能なの、面白いけどなかなか使いこなせない。
そしてこの難しい武器を颯爽と扱っている不良の朱然がますます格好良く見える。
負けるな星彩、頑張れ星彩。似合う度ならこっちも負けてないんだ、むしろ野郎を惚れさす勢いで・・・ああ!無双乱舞くらった!やばい、星彩が朱然に惚れてしまう!
弓勝負では無理なので得手の剣に持ち替えて撃破しました。
朱然「これ以上火傷する前に退くぞ!」
おお。ちょっとは惚れてくれたみたいな気がして何か嬉しい。
風紀委員と不良の恋か。しかも星彩の今彼が学園長の息子(劉禅)だというね。何と言う美味しい関係だ。
よーし、不良達は全員撃破したぞー。教頭、いかがですか。
教頭「孫呉の策は全て潰しましたね。では、今度はこちらが策を巡らせましょう」
うむ。進学校の実力見せてやるわ。ゲーセンでタバコ吸ってそうな火遊び野郎ども、見てろよ!
教頭「策にかかったと装い、敵を引きつけます。砦までおびき寄せた後、逆に火をかけましょう」
教頭が放火魔。
多少手荒になるどころじゃねええええええ!!!
つうか放火魔ですらなくね!?この人は火計をしたいっていうより、確実に人を殺したいんだよね、言葉からして!?
殺人鬼だよ!!
陸遜「私達の策が、蜀軍を捕えたようですね!さあ、一気に決着をつけましょう!」
来るな陸遜!お前の敵う相手じゃ無い!うちの教頭は「ここまで全て計算通りですね」つって羽扇の影で笑ってる!
身内でも引くレベルで怖いから近寄るな!
・・・とか言ったら本当に来ないんですけど。離れたところでまったく動かない。
ミッションが『陸遜を引きつけろ!』で、ステージの構造上どう頑張っても彼に近づく事ができない以上、向こうが動いてくれなきゃどうにもならないのだが。
・・・。動いていいよ、陸遜。さっきは言いすぎた。諸葛亮そんなに怖くない。話が進まないからこっちに来てほしい。動けマジで。
大分経ってようやく動いてくれました。条件は不明。
諸葛亮「陸遜がこちらの術中に落ちました。今です」
陸遜と、そして星彩ごと砦を燃やす教頭。
ごめんね陸遜、やっぱり諸葛亮は怖かった。
陸遜「まさか、私達の策を逆手に取られるとは・・・さすがは諸葛亮先生ですね」
学園OBのような台詞を残して撃破される陸遜。
その後も呂蒙、甘寧、凌統、丁奉と呉の猛将が続々出てきては戦いを挑んできます。
難関校過ぎる。どんな受験だ。
凌統「一人かい?悪いけど、手加減はしないよ」
一人かい?の言い方がほとんどナンパなほど優しい凌統。相変わらず素敵な人だ。大好きだ。
昔の髪型に戻ってくれないかなあ・・・横髪垂らさないのが好きだった・・・
あと、うっとーしいんだよ!!の復活を熱烈に希望する。
この三人を撃破すると、「はっはっは、蜀の知勇見事なものだ」と、ようやく魯粛が登場。
ここまでの流れと彼の朗らかさで、この受験はガチではなく恐らく模試だと薄々気づきますが、知らないふりをして撃破します。
ステージクリアでイベント発生。やはり模試だったと吐く魯粛。
孫呉の対蜀強硬派の意見を変えるべく、蜀の強さを仲間に見せてやりたかったとのこと。
魯粛「この敗北を持って俺が皆を説得する。さあ、どうする諸葛亮殿」
いや、でもそっちは火計しようとしたよね。本気だったよね、あれ。
諸葛亮「わかりました。こちらも、呉蜀同盟を歓迎します」
あんたは実際したよね火計。
あれは大変な事だったと思いますよ。冗談で済ましていいんですか。
・・・良いようです。
蜀と呉の同盟を復活させて、IF第十章終了です。
・・・だって、ただでさえ本棚に収まらなくて床に置いてるのに、こないだちくまの三国志8巻セットを買ったんじゃん。片付くわけないじゃん。
もう無双していいだろうか。
昨日は仕事、今日はゴミ溜めと化した部屋の片づけ!明日には引っ越し業者が見積もりを取りにに来ると言う!
私は一体何のために生まれて来たのか・・・無双してる場合じゃないみたいなことにどうしてなってしまったのか。
無双してる場合じゃないのに無双してた結果がこのザマだと言われればそれまでだが、認めたくない。無双したい。無双したいよ。
こういう時に役に立ちそうな無双キャラって誰かしら・・・片づけ好きそうな奴・・・張コウとかどうでしょうね。手伝ってくれますかね。掃除も楽しくなりそうですよね。
来てくれないかなー・・・