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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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久しぶりの更新であり開幕戦でホークスが快勝した日でもあり、そんな日にこのネタで良いのかという気はしますが、スエズ運河熱いですね・・・!

不謹慎ですがとても面白く興味深い。
何から何までスケールがでかすぎて別世界を感じる。

もちろん私も「貿易」とか「物流」とか「海運」などの言葉でもって、世界には船でたくさんの物が運ばれているのを当たり前に知ってはいましたけど、でもこんなに運ばれてるとはな。
でかさも密度もなんかもうちょっとした国じゃん。

あと、スエズ運河って詰まるんだっていうね。目から鱗ですよ。
そういうイメージ無かったですからね。
船舶でごった返して渋滞したのを比喩的に詰まると言うぐらいならわかりますが、船一隻がタテからヨコになることによって物理的に詰まるというのは想像もしなかったですね。
運河より船の方がでかいとは。船を舐めていた。

船主は日本の会社、運航は台湾の会社で、損害賠償は船主が負うというのも奥が深いです。
一瞬「操縦ミスった方が悪いんじゃ?」と思いましたが、よく考えるとそうではない。
積み荷を運ぶことで利益を上げるのは船主であり、船と利益のために乞うて人を雇っているわけで、あくまで船が主役であると。人間の方が道具なのだと。
よって船の主がまず責任者であり、そのうえで重過失が確認されれば運行側への分担を考える。確かに自然な気がします。

大体、スエズ運河に詰まるような規模の船の指揮や操縦を任される人なんて圧倒的に心技体揃ってるに違いないですし、そんな人が詰まらせるんだからよっぽど何かあったんでしょう。
軽々に船員のせいにしたら業界の袋叩きに遭うに違いない。

はるか昔ヴェニスの商人な時代は、そもそも行った船がちゃんと帰ってくるかどうかがまず賭けで、帰ってきたら一攫千金、帰って来なかったら破産の憂き目を見てたんですよね。
「事故ったらお前の責任な」なんて言ってたら一流の船長はきっと雇えない。
良い船長が乗らない船にはきっと良い荷も集まらない。
そう考えると船主は一に度胸・二に度量。全ての責任を負った者だけが勝利者になれるという感じでしょうか。港で自分の船を迎えられた時の感動はハンパ無かったと思います。
浪漫ですねえ。

・・・

なので話ずれるんですけど、やっぱりジュリアン・ソロって読者に認識されているよりすげえ御人な気がしました。
むしろポセイドン憑いてる事の方がオマケみたいなものでは?世界の海商王であることの方が凄いのでは?
スエズ運河詰まらせても毅然として全財産投げ打てそうですし、そして船や海だけじゃなく保険にも超強そうこの男。
聖闘士が暴力に訴えていったのは正解だった。他のジャンルで勝ち目が無い。


スエズ運河、早期に復旧できると良いですね。
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