グラード財団の闇

私は、沙織お嬢のプライベートジェットは普通の小型旅客機だと思っていたんですが、聖闘士星矢文庫版５巻を見ると面構えが旅客機では無い上ハリアーばりの垂直着陸しているので、これ実は何かの戦闘機なんですかね。
全然そういう漫画じゃないのに、なぜここで突然超科学がぶち込まれているのだろう。
前からグラード財団の財源は気になっていたが、もしかして死の商人的なあれなのか。


直に教皇の間を爆撃してたら十二宮編ノーダメージで終わってた気がしますね・・・

星の子学園高等部 番外

星の子学園高等部。番外。学園の恋人伝説。
吹奏楽部でいながら竪琴持ち込みを許された創立以来の天才・オルフェと、彼を支え続けた麗しき女生徒ユリテュース。
放課後の出会いに始まりオルフェの音楽留学で終わる３年間の悲恋の物語は、今なお学園の生徒たちの憧れと涙を誘う。

男はその才能のためにオーストリア・ウィーンあたりに行ってしまい、恋人は彼の事が忘れられないままずっと待ち続けているのだろう・・・きっと・・・

・・・しかし実際は、飛行機の搭乗直前で振り向いてしまったオルフェがその場で心変わりしたために、結局留学はしていなかった。

オル「僕は君のために奏で続けるよユリテュース・・・！」
ユリ「オルフェ・・・！」

やってろ。


オルフェはそれこそ絶対オーストリア修行地だと思ったんですがね。
ギリシャ・聖域だったのはびっくりしました。あそこは琴を練習できるような環境なのか。

あと、オルフェはすごく白ランを着せたくなりますね。なんとなく。

ブロッケン

ところで、聖闘士星矢世代なら、「ブロッケン」と聞いて反射的にこの人出てくる方も多いんじゃないでしょうか。
あの漫画に比べれば、ブロッケン山の位置など些細な事でしたね。

と思ったんですが、ブロッケンJrのあのヤバいデザインから、キン肉マンの方がブロッケンを全然正しく把握してたわ失礼。

キン肉マンはWiki読んでるだけで面白い。私は確かロビンマスクが好きでした。

ブロッケン山

大全でね。
アステリオンの修行地、「オーストリア・ブロッケン山」って書いてあるんですよね。

今調べたら、ブロッケン山思いっきりドイツのど真ん中なんですね。

国境付近ですら無ぇよ。精一杯頑張ってオーストリアが帝国だった時代に遠くから見てごまかせるかどうかぐらいの位置だ。アステリオン、修行のためにタイムスリップした説。
ラダマンティスのフェローズ諸島問題は知っていたが、これは酷い・・

国と山と、どっちの名前を間違っているのだろう。
そして、「オーストリア　山」で検索したらめっちゃ色んな山が出てくると言うのに、なぜよりによってブロッケン山にしてしまったのだろう。

お前一体どこで修行してきたんだアステリオンよ・・・

星の子学園高等部11

星の子学園高等部。トレミーさん。ド不良。
非行に走ると言うより協調性の欠如により不良化したタイプ。
同級生たちがワイワイやってるのを、一人屋上から斜に見下ろしている。

・・・としたかったのですがフェンスをあまりにも低く描きすぎたので、たぶん校舎の横のお花畑でモグラでも見てるんじゃないですかねこれ。

個人的に彼は孤高の人のイメージです。思わずさんづけで呼んでしまうほどに。
群れで出てくる白銀聖闘士の中で唯一単独行動していた人。その割にとても弱かった人。
この矛盾は考えさせられますよ。
絶対、トレミーは他の白銀と異なる立ち位置の聖闘士だったと思うんですよ。

考えてみれば、この人が城戸沙織をアテナにしたとも言えるわけじゃないですか。
この男に刺された事によってお嬢は真の愛に目覚めたわけですよ。誤解を招く言い方すると。

射手座が少年達を導いたように、矢座はアテナを覚醒させる宿命を持った星座だったのかな、と思います。
そうでもないとあのファントムアローの意味がわからないよ弱過ぎて。
十二宮編クライマックスで、逸るアイオリアをムウが止めて「これがアテナの試練」と言い切ったのも、聖衣の修復師という立場から矢座の宿命を知っていた為・・・と、そんな解釈も頭に浮かんでくるわけです。老師も当然知ってそうですし。

それから、トレミーを倒した星矢が「なんだこいつはあっけねえ」とか言っちゃってましたけどね、あれはあいつがわかってなかったのよ。ほんとピヨっ子よ。
だってね。「矢座」って聞いたらやっぱり、確認するじゃないですか。星図を。矢の先に何があるのか知りたいと。
そこにペガサス座あるじゃないですか。
こぎつねといるかの間を飛んでペガサスに当たるよねこれね。

一瞬だったけど二人の戦いは運命だったと思う。
トレミーは、お嬢を見るよりペガサス座の聖闘士を見てアテナが誰か知ったのだと思う。

深い人だと信じている。
ヒロインを大人にした初めての男な以上、そこは責任を持っていただきたい。