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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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ところで私は普段テレビを見ない為、この世に「純烈」というグループがあることを昨年の紅白で初めて知り、なんかめっちゃ面白そうな人らがいる!と思ってからの怒涛の報道について行きかねたまま今に至ります。

いや・・・何がどうって、今まで全く知らなかった歌も踊りもファン層も何もかもが異なるはずのグループが大体TOKIOと同じ感じで推移していくのがシュール過ぎて・・・

おかげでただでさえ気になってたのがますます気になって仕方ない。
見た目に一番格好良いのはLiLiCoの旦那さんだと思うが、ここまでの一連の流れで最も熱い男はおそらく酒井リーダーなのだろうと感じ、しかし色々映像を見ているうちになんだかんだで最大モテるのは白川さんであろうことは心から納得したものの、それはそれとしてどこにも引っかかって来ず表情も読めない後上翔太の存在が逆に気になるみたいな、そんな感じで色々気になる。ぐるぐる気になる。

この方々はあくまで俳優志望なんですよね。何事も技術力がもてはやされがちな今の時代に、ムード全振りで活動しているのがいいなあと思います。歌も踊りもそんなに上手くないしPVもだいぶふざけて緩い、それがいい。

頑張って欲しいです。
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キノコドラマにどんな歌を合わせたいかなあと思って。
あいみょんの「今夜このまま」を替え歌してみたら、恐ろしい事になりました。


苦いようで甘いようなこの傘に
くたばらす猛毒がはびこる
体が言う事をきかない
「食べないで」って
わかっていたらよかったのに

弱いようで強いようなこの毒は
気づいた時は息が詰まる
体が中から壊される
「食べないで」って
叫んでくれた人がいればなぁ

抜きだせない抜け切らない
よくある薬じゃ助からない
簡単に見分けられないから
とりあえず食べないで

消えない毒素は
軽く数gで致死量で
指先から爛れるキノコもいたりして
吐いてる悔いてる
今夜はこのまま
とわの中に眠るのかなあ



・・・・こうなると、2番はもう原詞通りで十分ヤバく見える。
キノコは本当に気をつけましょうね。皆さん。
キノコドラマ第二話、一発キャラの割にオニフスベについて詳しく書き過ぎた回となりましたが、だってね、このキャラは別に「格好良い!再登場してほしい!」ってキャラじゃないじゃないですか。立ち位置的にも出れば出るほどヘイト稼ぎそうですし。ライバルが強すぎる。

でも、オニフスベと言うキノコ自体は死ぬまでに絶対会いたいキノコじゃないですか。
でっかくて白くて丸くて食えるって、すごい魅力ですよ。日本人の餅DNAを刺激してやまない。

それでもやっぱり格好良いキャラにする気にはならなかったんですけども。形態が形態だけに。成長すると悪臭を放つって図鑑に書いてあるし。

だがしかしオニフスベの存在がキノコの世界を広げているのは確かに感じます。いわゆるキノコ型だけがキノコではないのだという。こんな面白い奴もいるのだという。
一話だけとはいえ必要なキノコでした。
あるところに下山咲(しもやまさき)という場所がございまして・・・

そこでは人間達の生活の傍ら、小さなキノコ達が日々、生き生きと暮らしているのでございます。

・・・

・・・ですが、中にはそう小さくないキノコもおりまして。



菌曜連続ドラマ
キノコな僕ら
第二話「オニの目の涙」


「ドクツルタケなんか嫌い!さよならっ!」

そう言い捨てて、菌糸も千切れんばかり駆け出したシロフクロタケでしたが、急なこととてどこに行くというアテも無かったのです。
傘の向くまま走って走って、辿りついたのは湿っぽい土と草の広がる緑地公園でありました。

「シロフクロタケぇぇぇっ!」
「!?うわわわっ!?」

そこで彼女を呼びとめたのは、巨大なまん丸真っ白のキノコ。
ときに径50cmを超えるとも言われるホコリタケ科の奇塊、オニフスベでございます。

「オ、オニフスベっ!?び、びっくりした、急に生えてるから・・・!」

バレーボール大の白玉がある日突然住宅地に群生し、不審に思った人間が役所に通報することもあるとかないとか・・・
実際は無害なキノコでございます。幼菌は食用にもなるのでございます。
今この時シロフクロタケと出会ったオニフスベは、まるい顔をさらにまるく膨らませて、しくしく泣いておりました。

「シロフクロタケぇ・・・おいどんは、おいどんは・・・!」
「ど、どうしたんだオニフスベ。何かあったの?」
「おいどんは、ベニナギナタタケさんに振られたでごわす!」
「えっ!」

シロフクロタケは色々な気持ちを込めて「えっ!」を言いました。
オニフスベはその深いところには気づきません。あまりに大きくまるいからでしょう。

「おいどんは情けないでごわす!惚れたキノコ一本守れない、駄目なホコリタケ型でごわす!」
「そんな、落ち着いてオニフスベ、一体何があったの?」
「カエンタケでごわす!あいつが悪いんでごわす!あいつは猛毒菌のくせにベニナギナタさんの側に生えて、わざと誤食を誘発しているんでごわす!ベニナギナタさんはそれを苦にしてすっかり色も褪せなすって・・・じゃっどん、逃げることもできんと毎日泣き暮らしているんでごわす!あんな綺麗なキノコが可哀想で可哀想で、おいどんはベニナギナタさんを自由にしてあげたくて、おいと一緒に逃げようと言ったんでごわすが・・・ベニナギナタタケさんはそれはできないと。カエンタケと別れるのが怖いと言うんでごわす!カエンタケに脅されているに違いなかでごわす!」
「カエンタケ・・・っ!」

シロフクロタケの傘に色素がのぼりました。

「噂には聞いていたけど、あの猛毒菌め!かよわいキノコを脅すなんて!菌類の風下にも置けない、なんて酷い奴なんだ!」
「シロフクロタケ、人間はなんでカエンタケとベニナギナタタケの見分けがつかんでごわすか?なんで毎年毎年間違って食う奴が出るんでごわすか?ベニナギナタタケさんは昔っからシロソウメン科ナギナタタケ属のキノコでごわす。それに比べてカエンタケは、ついこの間までニクザキン科だったのが今はボタンダケ科でごわす。ツノタケ属がいつのまにかトリコデルマ属でごわす。得体のしれない奴でごわす!ナギナタタケとトリコデルマ、全然ちごっとに、人間はなんで見分けがつかんでごわすか!」

オニフスベは白いはんぺん状の体から黄色い涙を分泌し、憤懣やるかたなく慟哭いたしました。
このまま放っておきますと、いずれ褐色になって胞子を飛ばすようになるのです。
・・・が、今は今。
彼の前にいるシロフクロタケは、気の毒なキノコを放っておく事など決してできない菌でした。

「オニフスベ!私が行ってくるよ!」

彼女は柄をまっすぐ伸ばして傘を振るいあげました。

「行って、ベニナギナタタケと話をしてくる!カエンタケがどんなに猛毒っていったって、怖がる事なんかないんだ!」
「シロフクロタケ・・・!」
「彼女をきっと連れ出してくる!カエンタケのことなんて、さっぱり忘れさせてあげよう!」
「シロフクロタケ、恩に着るでごわす!カエンタケのことを忘れたら、ベニナギナタタケさんもきっとおいどんの事を・・・!」
「それは保証しない!じゃ、行ってくるよ。元気出してね、オニフスベ!」

シロフクロタケは嘘のつけないキノコなのでございました。

まこと、キノコの世界にも色々な性質があるものでございます・・・





ハリウッドの名優が何かの間違いで役のオファー受けてくれたみたいな。蟹。
どうしてこの役を引き受けたんですか?
最初は、冗談だろ!?って思ったよ。僕がこのマスクをかぶるのかい!?って。でも脚本を読んでいくうちに見方が変わったんだ。デスマスクはとても魅力的なキャラクターさ!今の僕はもう彼そのものって言っていいね。
やめとけ。信用無くすぞ。

実在するのであれば甘くて渋いイタリアンの魅力を醸して欲しいけれども、醸せば醸すほどとんでもなく聖衣が似合わないであろうという地獄。
デスマスクって、あれもう奇跡の存在じゃん。

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