2007年1月8日設置
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第七章 成都の戦い。徐庶プレイ。陣中にて、兵士が確かにこう言った。
兵士「徐庶殿の側にいるとなんだかほっとします。俺と同じ雰囲気というか、匂いというか・・・」
匂い疑惑再び。
やっぱり・・・そういう事なのか?言ってる兵士はお世辞にもいい匂いそうな人物ではない。
これは・・・じゃあ法正は、一応法正なりに気を使って特別会話してくれてたということか。会話中は息を止めてたのかもしれんな。あるいはさりげなく風上に立ってたとか。天才軍師ならば位置取りも瞬時に判断できよう。天才つーか同じ国の同じ職で働く都合上自然に身に着いたとも考えられる。やるな法正・・・お前はできる男だとは思っていたがここまでとは。ただのインテリヤクザではないということか。
徐庶が臭・・・もとい、独特の匂いを持つとすれば、ここまでの劉備のありえない言動も説明がつくような気がする。
まずそもそも新野で諸葛亮が徐庶を引き入れなかったのがおかしい。あんなにあからさまに仲間入りしたそうだった旧友の徐庶をなぜ見捨てたのか。匂いのせいだ。
これから仁の世を目指し勢力を拡大していかねばならぬ劉備にとって、徐庶の匂いは致命的。
そう判断したに違いない。
言うまでも無く劉備は、初対面から臭・・・匂いに気づき、徐庶を遠ざけていた。
ではなぜ赤壁で彼と普通に接したのか。
思い出してほしい、あの時現場は木造船が大炎上、いくら匂いがきついといっても見渡す限りの船が燃える匂いのまえでは霞んでしまっただろう。
また、その焦げ臭さは髪や服に存分に沁みつき、劉備の嗅覚をマヒさせた事は想像に難くない。
そうした流れの中、仲間にしてほしい!と徐庶に嘆願された劉備である。
おそらく蜀の仲間達は個人の思いやりの心から、それまで誰ひとりとして徐庶が匂うというような話は口にしてこなかった。劉備は思ったことだろう、こんなことを気にしているのは自分だけなのではないか、仁を掲げながらなんと狭量でいたことか、と。
その反省と従来より彼にのしかかる義兄弟のプレッシャーにより、仲間にするなど考えた事も無い、などとは口がさけても言えず、ついつい「待っていたぞ」などと言ってしまったと考えられる。
話が完璧に繋がってしまった・・・
徐庶よ・・・お前は・・・
だがちょっと待ってほしい。冒頭の兵士に戻りたい。いくら自分と似た匂いとは言っても、それが悪臭であれば「なんだかほっとする」という気持ちになるであろうか。
例えば加齢臭を持つオッサンが他人の加齢臭を嗅いでほっとするかという話だ。むしろ危機感を覚えて自分は大丈夫だろうかと落ちつかない気分になるのではなかろうか。
徐庶に匂いがある事は否定しない。しかしそれは以前に比べてかなりマイルドになっていると思われる。なぜなら劉備に迎えられ正社員となり、彼は将来の不安というストレスから解放された。また、職を得て人と関わる立場になったことによって、洗濯も多少はするようになっただろう、さすがに。
完璧にとはいかない。まだ彼の髪は若干ぼさぼさしている。だがいくつかの原因を断ったことにより、改善していることは確かだ。
ゆくゆく天下が平和になれば、彼のストレスはさらに軽減されるだろう。落ちついて人間らしい暮らしができれば、身だしなみにも目覚めるかもしれない。
そうすればもはや臭い徐庶はどこにも存在しなくなるのだ。臭いって言っちゃったよ。
劉備、全てはお前の天下泰平実現にかかっている。
徐庶の為にも、仁の世を必ず叶えるんだぞ劉備・・・!
そんな思考を経て、第七章 成都の戦い、フラグ回収戦です。
兵士「徐庶殿の側にいるとなんだかほっとします。俺と同じ雰囲気というか、匂いというか・・・」
匂い疑惑再び。
やっぱり・・・そういう事なのか?言ってる兵士はお世辞にもいい匂いそうな人物ではない。
これは・・・じゃあ法正は、一応法正なりに気を使って特別会話してくれてたということか。会話中は息を止めてたのかもしれんな。あるいはさりげなく風上に立ってたとか。天才軍師ならば位置取りも瞬時に判断できよう。天才つーか同じ国の同じ職で働く都合上自然に身に着いたとも考えられる。やるな法正・・・お前はできる男だとは思っていたがここまでとは。ただのインテリヤクザではないということか。
徐庶が臭・・・もとい、独特の匂いを持つとすれば、ここまでの劉備のありえない言動も説明がつくような気がする。
まずそもそも新野で諸葛亮が徐庶を引き入れなかったのがおかしい。あんなにあからさまに仲間入りしたそうだった旧友の徐庶をなぜ見捨てたのか。匂いのせいだ。
これから仁の世を目指し勢力を拡大していかねばならぬ劉備にとって、徐庶の匂いは致命的。
そう判断したに違いない。
言うまでも無く劉備は、初対面から臭・・・匂いに気づき、徐庶を遠ざけていた。
ではなぜ赤壁で彼と普通に接したのか。
思い出してほしい、あの時現場は木造船が大炎上、いくら匂いがきついといっても見渡す限りの船が燃える匂いのまえでは霞んでしまっただろう。
また、その焦げ臭さは髪や服に存分に沁みつき、劉備の嗅覚をマヒさせた事は想像に難くない。
そうした流れの中、仲間にしてほしい!と徐庶に嘆願された劉備である。
おそらく蜀の仲間達は個人の思いやりの心から、それまで誰ひとりとして徐庶が匂うというような話は口にしてこなかった。劉備は思ったことだろう、こんなことを気にしているのは自分だけなのではないか、仁を掲げながらなんと狭量でいたことか、と。
その反省と従来より彼にのしかかる義兄弟のプレッシャーにより、仲間にするなど考えた事も無い、などとは口がさけても言えず、ついつい「待っていたぞ」などと言ってしまったと考えられる。
話が完璧に繋がってしまった・・・
徐庶よ・・・お前は・・・
だがちょっと待ってほしい。冒頭の兵士に戻りたい。いくら自分と似た匂いとは言っても、それが悪臭であれば「なんだかほっとする」という気持ちになるであろうか。
例えば加齢臭を持つオッサンが他人の加齢臭を嗅いでほっとするかという話だ。むしろ危機感を覚えて自分は大丈夫だろうかと落ちつかない気分になるのではなかろうか。
徐庶に匂いがある事は否定しない。しかしそれは以前に比べてかなりマイルドになっていると思われる。なぜなら劉備に迎えられ正社員となり、彼は将来の不安というストレスから解放された。また、職を得て人と関わる立場になったことによって、洗濯も多少はするようになっただろう、さすがに。
完璧にとはいかない。まだ彼の髪は若干ぼさぼさしている。だがいくつかの原因を断ったことにより、改善していることは確かだ。
ゆくゆく天下が平和になれば、彼のストレスはさらに軽減されるだろう。落ちついて人間らしい暮らしができれば、身だしなみにも目覚めるかもしれない。
そうすればもはや臭い徐庶はどこにも存在しなくなるのだ。臭いって言っちゃったよ。
劉備、全てはお前の天下泰平実現にかかっている。
徐庶の為にも、仁の世を必ず叶えるんだぞ劉備・・・!
そんな思考を経て、第七章 成都の戦い、フラグ回収戦です。
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