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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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杉内は叩かないでほしい。
彼の辛さは想像を絶していると思う。
単に敗戦の責任があるとか不甲斐なかったとかそういうだけではなくて。

田中の9回のマウンドは、投手なら誰もが夢見るものだと思う。
でもあまりに何もかも揃いすぎてるから、普通は投手やってるうちに、さすがにそれは夢だけどと笑ってしまうような、それくらいの夢より高くにある夢だと思う。
25歳の若さで、160球投げた翌日にまた登板できる強い体を持って、負けても折れないさらに強い心を持って、結果を出し続けることができて。
エースであり、仲間に支えられ、仲間を引っ張り、監督に絶大な信頼を寄せられて、ファンから限りなく愛され、感謝されて。
ぼろぼろの弱小球団に高卒で入り、そこから9年かけて日本一まで這い上がってきて、その最後の最後のマウンドを託されて。
監督も選手もファンも田中と心中する覚悟を完全に固めて、割れんばかりの拍手と歓声と合唱に包まれて、投げて、そして日本一を勝ちとる。

これを目の前でやられたら、同じ世界の同じ立場の人はどうすればいいのか。
世の中には、その時々で時代を象徴するようなヒーローが現れるものだけれど、それはもう努力でどうにかなるものではなく、持ってる人しか持ってない。
持ってない人間が、持ってる人をただ眺める気持ちは、地獄みたいなものだと思う。

杉内も田中もどちらもこのCSでは負けていて、最終戦で名誉挽回の機会をもらった身なので、なおさら対比が悲しい。
そして杉内は33歳で、これからおそらく衰えていく選手なのに、田中はこれからさらに伸びていく選手で、もうね、この杉内の辛さを想像できるところまでしてみて欲しい、絶対叩けないだろがああああああああ!!!!こんな地獄に生きろと言われたら、私なら帰宅途中に縄買うわ!!!!立ってるだけでも凄えと思うわ!!!!

今年の楽天には野球が愛される最大の理由みたいなものが詰まっていたし、それは単なる勝ち負け以上に巨人選手の心を刺したような気がします。

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あと、日本シリーズの後番組が「ミッションインポッシブルⅢ」なんですが、田中のミッションインポッシブル度が高すぎて、トム・クルーズがビルから飛び降りるくらいではインポッシブルを取ってもらえないような気がする。
鼻でリコーダー吹きながら素手で猛牛を倒しつつ足で外に逃げるフォークを放って完全試合を達成するぐらいのミッションをこなさなければ、インポッシブルな感じがしないと思う。

楽天おめでとおおおお!!!


素晴らしかった!素晴らしかった今年の日本シリーズ!!
伝説じゃー!!!!

もうこんなに何もかも揃った舞台本当に無い。こんなの現実にあったら少年漫画がかすんで消えるわ!いいのかこんなこと!

本当素晴らしいですよ。田中はもちろんですけど、MVP美馬っていうのが素晴らしい。
エースだけが良かったんじゃなくて、美馬も辛島も本当に良いピッチングして、打線も打って、必死で守って、そして則本がまた若くて、若いなりに失敗しながらも恐いもの知らずの投球で清々しくて!
星野監督も、これまで感情に流されて謎の采配やっては日本一を逃してきた馬鹿野郎ですけど!
でも最後までそれしかできない不器用な人で!第七戦ではもう闘将つーか仏の世界入ってましたが!
でも、情一徹の人だからこそ、楽天イーグルスという若いチームを優勝させられた気もするし、楽天イーグルスだからこそ星野が優勝できた気がするし!

そして巨人も素晴らしかった!相手が巨人だからこそ、この勝利に価値がある。
恐かったよ最後の最後まで!恐かったよ!
最後、負けた悔しさを噛み殺した後に、原監督が本当に朗らかに笑っていたのが印象的でした。
巨人は、なんだかんだ言われても少なくとも負けの作法を知ってる球団だと思う。そこが巨人の品だと思いました。

あと、解説の古田が個人的に嬉しい・・・現役時代大好きだったから・・・!
ああ古田感動してるんだとわかるあの解説が、嬉しかった・・・!

いや本当に日本シリーズ素晴らしかった。
どうでもいいですが、初戦からの私の心境を流れで書くとですね、

戦の前
→第一戦・第二戦は絶対に落とせないな・・・

第一戦。則本好投するが負ける。
→これで負けたらもう駄目だろもう!巨人勝つわ!

第二戦。田中で勝利。
→マー君さすが!でも明日から東京ドームだし3タテ食らって東北帰れずに終わる可能性大だわ・・・

第三戦。美馬好投。マスクド・レイ、実況解説がびびるほど好投。勝利。
→をををを!東北帰れる!これはわからないぞ、明日明後日ダメでも、あと田中と則本でとれるかも!

第四戦。中継ぎが崩壊する。負け。
→・・・ダメだ。やっぱダメだよこれはひどい。しかしこれにつきあう巨人もいかがなものか。

第五戦。誰も予期しなかった辛島の好投。しかし則本がプチ炎上。同点に追いつかれる。
→則本持ってない・・・ここから西村出されたらもう絶対ダメだわ。お風呂入るわ・・・
風呂からあがると西村が引きずりおろされるところでした。楽天勝利。
→!!??何が起きたー!!??ちょ、これもしかして明日で楽天優勝やん!!!!

第六戦。ロペスのエラー等により楽天2点先制。
→っしゃああああ決まったー!!
ロペスの2ランにより同点、その後逆転、楽天田中でまさかの敗戦。
→・・・もう今日はロペス過ぎた。もう、これはもうダメだ。これはもうダメだ。いくらなんでも今年は巨人勝ちで終わるわ。

そして今日ですよ。そして今日ですよ!!
何から何まで全部当たらずにここまで来た!何一つ予想できなかった!
今年の台風かお前ら!!

もう本当に、楽天おめでとうございます。
はー、本当に本当に面白かった!

蟹を描く時に無意識に気をつけているどうでもいい事。

・・・福耳にはならないようにしている。

いやなんとなく。




蟹が身長160cmだったら嫌でしょう?
というコメントをいただきました。

望むところです。

160cmのチンピラがサガの面倒見てやってるんだぞ・・・!!
もう・・・もうお前・・・!!!!!(悶絶そして鼻血)

巨蟹宮の戦いとか、蟹を160cmで想像すると、何もかも全てが萌えツボ過ぎる。

同人的には20cmの身長差でアフロを口説く蟹、身長コンプレックスからより一層シュラを敵視する蟹、そして人馬宮の台座を足場にシュラの後頭部めがけて飛び蹴りをくらわす蟹が見たい。


やべえええええええ低身長蟹やべえええええええええええ!!!!!




あと、進撃の巨人のナナバさんがドストライクで好みなんです。
何とかならないでしょうか。生き返らないでしょうか。
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