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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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郭嘉郭嘉言ってた時には誰も何も言わなかったのに、法正によろめきそうだと呟くや否や、法正との仲を応援するコメントがいっぱい来たのはなぜ。

法正、お前完全に「自分は絶対つきあいたくないけど面白そうだから友達の彼氏になってほしい男」になってんぞ!!
みんな私に法正すすめといて自分は郭嘉とつきあう気だろう!そうはいくか!















「命乞いしてみろよ」

*法正を知らない人には何が何だかわからないと思いますが、この人の武器はです。

布て。反物屋ばりに布さらぁってやりながら「命乞いしてみろよ」て。
このご時世によくその台詞が企画通ったなと思いつつ、武器を布にしたのはコーエーの最後の配慮かとも思う。普通の武器持たせてこの台詞言わせたら洒落にならんからな。

ちなみに、うちの法正は第二武器に爆弾使っています。得意武器でもないし格好良くも無いが、何かが異様にしっくりきている。
特にC3攻撃のラスト、爆弾を敵に向かって蹴り飛ばすアクションは似合いすぎて見惚れるほどだ。
連結布でも蹴り攻撃があるけど、法正はヤクザキック似合いますね。人と戦うための蹴りじゃなくて、人んちの玄関ドアをぶち破るための蹴りみたいのがね。

あと、法正はアクセサリーの趣味は最悪だけど服の着こなしはオシャレだと思う。何を言っているんだ私は。

画像データが法正だらけになっていく・・・どうしてこうなった。
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「いざ!劉玄徳!大志をかかげ進まん!」

・・・言ってる内容はかっこいいのになんかどこかが弱そうに聴こえるキャラクター選択の劉備の名乗り。

蜀ストーリー 第一章 黄巾の乱。

キャラクター選択だけではなかった。オープニングムービーでいきなり敵に苦戦して、劉備は開始3秒で張飛にダメ出しを食らいます。「しっかりしてくれよ」。

劉備「・・・しかし、彼らは飢え、涙し、そして立ちあがった民であろう?」

まるで自分が弱いんじゃなく相手が民だから全力が出せないんだと言わんばかりの劉備。
 張飛は呆れ、さらに関羽も、
 
関羽「我らが兄者となられたからには、フンっ(飛んで来た矢バッサァ)!!乱世に立つ気概を見せられよ」

・・・。劉備、お前も大変な奴らの大変なもんになっちまったな。

劉備「・・・ああ、そうであったな」

劉備の顔に生気が戻り、そして三人は互いの武器を掲げ合わせて誓いの言葉を叫びます。晴れやかな戦場が美しい。光の表現がグレードアップしたPS4の本領発揮です。
いいシーンだ。やはりオープニングはこうでなくてはいけない。暗い室内で董卓の股間から始めるようなことがあってはならない。

目的は黄巾の乱の首謀者、張角を退治すること。
蜀ストーリー記念すべき第一回の戦闘開始です。

開始してまず思ったことは。
劉備の走る姿めっちゃ弱そう。

劉備の武器は双剣っていう、要は二本の剣を両手に一本ずつ持って戦うスタイルなわけなんですが。
この、両手に剣を持って走る姿がとてつもなく弱そう。素人っぽい。今まで包丁も持ったこと無い人がいざ戦いに際して、多い方が強そうじゃんとかそんな理由で棒を二本持ってきてしまった、どうしよう。そんな感じを受けます。
お前ほんとにそれ使えるのか。二刀流で弱そうに見えるキャラなかなかいないよ。ほら、切っ先がふらふらし過ぎだって。この武器持つのに腕力足りてないよ、そのうち先っぽが地面に引っ掛かってけつまづいて転ぶよ、気をつけて。

実際に使ってみると、劉備のアクションはかなり良いです。隙が無くて強い。覚醒無双の最後のポーズが特に格好良い。走ってる時だけがダメです。
よし、馬に乗ろう劉備。走ってるとこ見られたら敵になめられる。

何進「おお!よく来てくれた!・・・なんだ義勇兵か。さっさと戦え!」


味方にもなめられてる・・・。

やっぱりオーラが無いんだよ。ヒゲすらなくなっちゃったもんなあ。
 ムカっとしている張飛を劉備がなだめたりしているところへ、曹操が合流してきます。

曹操「この期を逃してはならん!攻めぬけい!!」

貫録が違う。

劉備「あの曹操という男、見事な戦いぶりだな。英傑とは、あのような者を言うのだろうな」

感心している場合か劉備。お前もがんばれ。
さっきからちょっと敵倒しただけで細やかに誉めてくれる張飛の気遣いに応えてやれ。

民「ひいい、仲間が襲われているんです、どうか助けて下せえ!」

ここで民救出ミッション。我らは戦功を立てねばらなぬ、民などにかまっている暇は無い!とけんもほろろのモブ将達。
助けを求めている民を救えず何が大儀か!と怒る劉備。

劉備なら絶対助ける。助けねばならん。しかしこれIFフラグなんだよ。
すまない劉備、場所も遠いしお前はレベル1だし、初回はフラグを折りたい。民は見捨てる。大丈夫だ、もっと近くにいる関羽がきっとなんとかしてくれるさ!

関羽は西から、劉備と張飛は東から攻めあがります。
敵は張角一派、当然のように妖術を使って進軍を押し止めにかかってきます。
鋭い氷を降らせたり、妖術兵を召喚したり。

劉備「なんと!氷の刃を降らせるとは・・・これは岩陰に隠れてすすまねばならんな」

この「岩陰」とやらが3回やってもどこだかわからなかった。

隠れるところなんかあるかー!?狭い崖下の道だけど、崖に張り付いて進めってことかね!?
まああたっても大したダメージじゃないからいいや。
術者を倒せば止まるしね!張梁撃破!モブ将の分際でチョウリョウを名乗るなど100年早いわ!
そして無双演舞の劉備の「行くぞ!」がやはり弱そう・・・

関羽部隊も首尾よくあちらの敵将を倒した模様。
あとは張角のみとなって、敵本陣・北の祭壇に到着します。

張角「かくなるうえは我が最大の術を見せてくれようぞ・・・!」

みなぎる張角を殴って妨害。本当に殴って妨害しろというミッションが出た。
関羽が合流し、義兄弟三人の熱い会話が始まったので、しばらくひたすらぐるぐる走り回って会話が終了するまで楽しむ。
そして終わってから張角をもう一回殴る!

ズザアッ!!

イベント発生。倒れる張角と詰め寄る劉備達。
後ろで民がひそひそ。
「おっかねえ・・・」「黄巾もひでえけど・・・あいつらだって・・・」「俺達も黄巾についてたらあんな目に遭わされるんだ・・・」
そこには感謝も尊敬もなく、ただ、暴力におびえるまなざしのみ。彼らにしてみれば、張角も劉備も同じ穴のムジナに過ぎません。
・・・うん。途中で民を助けなかったからね・・・

張飛と関羽は気にするなと言いますが、劉備がこれを気にしないでいられるはずもありません。

劉備「私は・・・民のあのような顔を見たくは無いのだ」

悲しく呟いてステージ終了。


蜀だなぁ。劉備だなぁ。曹操の口からはめったに出なかった「民」という言葉を劉備は一体何回言ったことか。そして地味だなあ。
関羽と張飛が完成されてるだけに、なおさら。

この先もタミフルが続くのでしょうか。間違いなく続くと思いつつ、次は徐州です。

「予想通り法正がお好きそうで何よりです」(拍手コメントより)
・・・。
待って、待って、まだ彼が一番って決まったわけじゃないよ(動揺)
郭嘉が好きなんだよ。郭嘉の顔も声も体型も性格も何もかもが好きなんだよ。
でも、あの人のあの飄々とした、人にも物に執着しなさそうなところが、なんとなく寂しくなってきてはいたの。

そこへ「この怨み骨髄に徹したぞ・・・!」って物凄い執念を叩きつけてきたのが法正だった。


たまたま一時的な需要と供給がマッチしただけなの!決してこういうタイプが好みなわけではー!!


でも、嫌いじゃない!!(悔し涙)


このゲームを終える頃、私の本命になってそうな予感をひしひしと感じる人。法正。

負けるな郭嘉。がんばれ郭嘉。容姿も性格も何もかも郭嘉の方が好きなはずなんだ。
助けて。
劉備が目の前にいます。

時に腹が立ち、時に腹が立ち、そしてまた時に腹が立ってぶん殴りたかったあの顔が、今。目の前に。


劉備「曹操、狙いは私であろう!?ならば勝負だ!」


よし殴ったる!!


ここまでたくさんの犠牲の上に溜めて来た覚醒ゲージを解放。我が覇道を示す。
殴って殴って殴りまくります。
見さらせえええええ!!これが魏の積もり積もった鬱憤じゃああああ!!!

劉備「ぐあああああああっ!!!」

劉備撃破!!


ドサァッ!!


曹操「劉備よ・・・」
劉備「曹操・・・」

背中から床に倒れた劉備と、それを見下ろす曹操。

曹操「乱世に数多輝いた星、わしの他に残ったのは、おぬしのみだ」


・・・・・・・


・・・あれ。目から温かいものが・・・


曹操「何か言いたい事もあろう。わしに聞かせよ」

敗者の傍らにかがみこむ曹操。
劉備は彼を見て。微笑んで。手を伸ばして。


そして告げて。

力尽きた。


彼の亡骸に、曹操は・・・・・・



ちょっともうこの辺、涙で画面が見えない。


そして劉備への愛が溢れてきて止まらない。



どこにこんな感情があったのか・・・
この長い物語の中ずっと、腹立つハラタツ腹立つ奴だと思ってきたのに。
最後まで・・・こんなに馬鹿な奴だったのに。
過去の腹立たしさも苛立ちも、今は全てが愛しさに変わって行く。
劉備。馬鹿な・・・馬鹿な奴め。劉備。
でも、よく・・・よく生まれてきてくれた。


曹操「しかと聞いたぞ。劉備よ」


このシーンを引きで映す構成素晴らしい。劉備の亡骸も曹操の背中も小さくて、ただ等身大の人間で。
まるで声を上げて泣いているかのようで。

曹操「最後の英雄は倒れ、今ここに乱世は終わった」

本当に涙ぐんでるよ曹操。

曹操『勝鬨を上げよ!新たな時代の到来、天下に知らしめるのだ!!」


・・・・・


曹操は覇道を完成。乱世を終わらせます。

エンディングムービーは彼の望んだ乱世の先、人々が豊かに暮らす、鮮やかな明日の風景です。
ついに叶えた新しい時代に深く感動し、高揚する曹操の姿が印象的でした。
おめでとう曹操。そしてありがとう。素晴らしい物語だった。


これにて、魏のシナリオは完結。
長い間お付き合い下さり、まことにありがとうございました。


私はこれから。愛のままに我がままに。蜀ストーリーに入りたいと思います。
果たして蜀から見た世界はどうなのか。
先ほどAmazonで正史三国志(ちくま書房)を一気買いしてしまった以上、もう後に退くことなどできない。今月赤字だ。完全に。

ああ。無双万歳。コーエー、素晴らしいゲームを本当にありがとう・・・!
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