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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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本格カレーを志してから5日、玉ねぎを「飴色になるまで」炒めるという苦行で貧血を起こしたりミキサーを破壊したり塩を入れすぎたりしながら、私はキーマカレーとチキンカレーを作って美味しくいただきました。
本格カレーが美味いというよりは、どちらかというと自分が作った物はなんだかんだ美味いの法則による美味さな気がしますが、きっと家庭料理とはどこの国もそういう物なのでしょう。

こうして異国の料理を作ってみてなんとなくわかってくるのは、「スパイスを調合して使う」というのは日本では手間としてカウントされますが、現地ではこれむしろ手抜き手段なのだろうなと。
使うスパイス変えるだけで味が変わりますからね。亭主の弁当の一角は毎日ジャガイモ炒めでOKみたいなことができるわけだ。なるほど。
晩御飯の残り物にスパイスを加投入して味変えて詰めたりできそうですし、インドの主婦うまいことやってるもんですよ。

インド式弁当箱欲しいな・・・
金属の皿にカレーを小分けに盛って並べてみるの、やりたいですねえ・・・

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本が来ました!

・・・・・

・・・よし、「はじめに」を読む限り、筆者がインド料理に取り憑かれている事は明らかだ。
料理のできる私を見てvではない、私の向こうにインドの叡智を見よぐらいの迫力を感じる。この人は本当にインドが好きなのだ。

私の職場でもかつて、どうしてもつのる衝動が抑えきれず突然仕事を辞めてインドへ放浪の旅に行ってしまった部長がいました。本当に。文字通り。
インドには一部の人を虜にする何かがあるのでしょうね。

それはともかく、こういう愛ある人が書いた本なら間違いないです。絶対美味しいはずです。
似た感じの愛に溢れたイギリス紳士による料理本を元に作ってみたアイリッシュシチューが壊滅的に不味かった記憶がありますが、あれはあれです。これとは違う。

映画の中ではね、ダッバの中に色んなおかずが詰まってたんですよね。
私なんかインドと言ったらカレーしか思いつかないですから、カレーじゃなさそうなあのおかずは何だろう、世界昆虫食大全に乗ってた写真に似てる気がする、みたいなもやもやで胸いっぱいだったわけです。

ちなみにその大全はインドについては次のように記載しています。
「インドはベジタリアンが多いので、昆虫を食べる人は限られている」
ベジタリアンが少なければ昆虫を食べる人は限られないとでも・・・?

とにかく、映画のあのおかずは虫では無かった。あれが何だったのかはこのインド料理の本を読んで行けばわかるかもしれない。
インド=カレーのイメージとは今日でおさらばだ。よし!

そして私は読みました。


・・・・・・




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どう考えてもカレーが美味そう。


ごめん、確かにサブジ(野菜の惣菜)とかダール(豆のシチュー)とか色々あるんだけども、カレーが他を圧倒して作りたい。バターチキン超美味そう。
それにそもそもまだスパイスの神秘に目覚めていないこちらとしては、サブジやダールのレシピを見ても、要するに全部カレー味なんじゃないかと思ってしまう

作ってみたら多分変わるのだと思いますよ、この認識は。でも!カレーが作りたいし!


インドはやはりカレーだった。
そんな認識を新たに、明日はスパイスでも買ってこようと思います。



ところで・・・・

ダッバーワーラーという職業は、「植民地時代のインド人が、職場で出されるイギリス飯に堪えかねて自宅から弁当を運ぶ人を雇った」のが始まりだそうで、イギリスが何を昼飯に出してたのかが気になります。
食材のタブーが複雑とか、カースト制度のために外食がままならない等の背景も色々考察されていますが、多分それ以前の問題があったんだろう。
塊のまま茹でたハムとか45分茹でた野菜が毎日出たんだきっと。


映画「めぐり逢わせのお弁当(現代:Dabba)」をレンタルで鑑賞しました。
インド・ムンバイの弁当配達システムを軸にした、孤独な主婦と初老男性の物語です。

いやー、面白いですね。ダッバーワーラー(インドの弁当配達システム)自体が外国人にとってはまず面白いですし、お弁当に入れる料理が美味しそうで楽しい。
そして昼食の風景が上品なのにも惹かれますね。四段式ぐらいになっている金属製のお弁当箱(ダッバー)をばらして並べて食事開始なんですが、料理が小分けにされて並んでいるというのは日本人の目には品よく映る気がします。

ストーリーは、大人のメルヘンです。ダッバーワーラーの誤配から始まって「普通はありえない」ことがセオリー的に起きて行くんですが、心理描写やインドが抱える現実的な問題を非常に上手くちりばめた映像の説得力が陳腐化させていないです。私としては、もう大好きなタイプの創作。

また、役者の演技も素晴らしい。主役は台詞結構少ないんですけどね。
助演もものすごく良い味出してます。上の階のおばさん最高に好き。あんなおばさん上に住んでたらクソうるさいけど絶対頼るわ。ていうか映画を通して出てくるこのおばさんのふるまいと生活は本当に笑えて泣けますよ。出てくるって言っても声しか出て来ないんだけど。

一方で、この映画には欠点もあります。
まず主役の人妻イラですが、若く美しく胸が大きくウエストは細く、当たり前だが料理は上手で、短いながらも中々読ませる文章を書き、慎みを持ちながらも夫に愛されたくて積極的に出てみたりもする。この妻にあの夫は一体何が不満だったのかと私は。
夫婦仲が冷え切る理由が皆目わかりませんよ。昨今のしょーもない報道のどっかで私は目にしましたよ、例えば浮気男がいたとしてその浮気相手の面は妻より劣る場合が少なくない、しかし乳は大体妻よりデカい傾向にあるという記事を。
イラは、女の私が断言するのもなんですが、実に良い乳をしてましたよ。揉んでいいわよと言われて揉みに行かない旦那は一体何。いやそんな直接的な言い方してないけどなイラはな。


次に、もう一人の主役の初老男性サージャンですが、演じてるイルファーン・カーンの魅力が強すぎて「あんたなら歳の差とか問題無い。だから押せ」と思ってしまいます。
凄く格好良いんですよ。なんでかしらんけど。
タクシー止めるだけの姿があそこまで渋くて絵になる男がこの役やっていいのか?
まさかインド人にはこれもう老人に見えるのか?厳しくね?インドのイケオジ基準。これ老人だったら電車で乗り合わせたあっちの爺は一体何百歳なんだ。
わからない。インドのレベルが。


とにかく、魅力的な映画でした。インドの家庭料理の本も買ってしまいました。
皆様もぜひ。
皆様、お疲れ様です。
勤め先が在宅勤務にほぼ完全切り替えしたことで残業が鬼のように増え、全てのエネルギーを吸いつくされていた江戸女です。

ミーティングがとにかく増えたんですよね。Zoomが便利なのがいけないんだと思います。
朝から晩まで様々なMtgが9時間入るとさすがに頭がおかしくなってきますね。

ZoomでのMtgは、画面を資料の表示に取られるのでパソコンでメモを取りづらい。
そのため、手元にメモ帳とペンを用意してアナログな記録方法を取っている方も多いかと思います。
私もスタイリッシュで洒落乙なメモ帳を注文してテンション上げて行くはずでした。が、最終的にその辺に転がっていた使いさしのクロッキー帳に落ち着いて現在に至ります。
お洒落で仕事ができるかよという話です。

だいぶ長い間ブログ更新が滞り、ネタの更新もなく、残念なことになっていましたので、本日は私の会議中メモの一部を披露したいと思います。
どうぞ。










キノコネタ



※ジンガサドクフウセンタケ











真面目に仕事はしてたんですよ。
ただ正気を保つためには仕方なかったんですよ。

仕事するために生きてるんじゃないもん!聖闘士とかキノコとかと遊ぶために生きてんだもん!
余白とかに会議のこと書いてあったり多少はするさ!それで十分だろう!


在宅勤務は仕事と私事のメリハリがつけづらいんですが、仕事のことばっかり考えてると脳が明らかにこりますね・・・
気をつけなければいけませんね。落書きもっとしよう。
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