2007年1月8日設置
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黄金聖闘士な夫たち。下から5位、暇の無い夫・ムウ。
忙しいんです。聖衣も直さなきゃいけないし、後輩のサポートもしなきゃいけないし、同僚のフォローもしなきゃいけないし、上司とも戦わなきゃいけない。
仕事は、できる人のところに降り積もるという。
妻が切れた直接の原因は真反対の二通りが考えられると思います。
原因1、仕事で家を空け過ぎた。
あなた、いくらテレポーティションができるからって、こんなに年中いないんじゃ単身赴任と一緒じゃないの!どうしてあなたばっかり実況も解説もさせられるのよ!そしてジャミールってどこよ!
かなり我慢したけれど、ついに耐えきれなくなった妻。溜まった不満を爆発させます。
仕事ができるのは結構!だが居てほしい時に居てくれない人など最早夫として認めん!
どこかで聞いたような論調をムウは黙って聞きます。やはり言っても無駄だろうかぐらいは思ってるかもしれませんが、口には出しません。
夫婦関係の傷もある程度ならば自然に治る。聖衣がかるいキズなど放っておいても治るのと同じように。しかし・・・
ムウ「・・・わかりました。君のために、善処します」
ということで、夫は仕事のやり方を改めました。
結果が↓です。
原因2、仕事で家に居過ぎた。
ムウ、ジャミールをやめてガチの在宅勤務開始。
家の中でトンカントンカントンカントンカンずっとやってます。これはあれよ、いないより悪いよ。
そういうこと言ってんじゃないのよ。
妻はマジギレですよ。どういうこと言いたいのか自分でもわかんないけどそうじゃないことだけは確か。
例えば私の会社とか、飲み屋も開いていない真昼間にリリースされて仕方なく家に帰るも奥さんから「こんなに早く帰って来ないで」と言われ行き場を無くし公園で時間を潰すプレミアムフライデーの亡霊(50歳)を生み出してしまったじゃないですか。その感じですよ。
原因1のキレ方はまだ可愛げがあった。原因2のキレは誰かの流血をもってしなければ治らない傷を作りそう。
結局、ムウは一人で白羊宮へ。
アイオリア辺りが見つけて声をかけます。
リア「どうした?家で仕事をするのではなかったのか?」
ムウ「・・・奥さんに、外でやるよう言われたので」
ムウに奥さんて呼ばれるの超萌える。
外から見たら、これはこれで仲の良い夫婦・・・なのかもしれません。
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黄金聖闘士な夫たち。
子供の教育方針で対立したが最後、一歩も譲らない夫・カミュ。
もうなんだか不倫される原因ていうかただの離婚原因シリーズなんですが。この連載。
アフロに並んで、この人も我の強い方ですよね。
暴論で我の強い夫と正論で我の強い夫、どっちが辛いかっていう話ですよ。甲乙つけがたい。
わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい。
言葉だけなら同じ夢を見ていたはずの夫婦が、いざ実践してみると認識に差があり過ぎた。
育児書をカバに食わせるほど買い集める・新生児用品の全てを手作りする・等の奇行に走っているうちはまだ良かったが、お受験とかPTAとか部活の応援団とか地区野球の監督とか、子供の人生の全てに全力介入していく姿勢が妻の心に物議を醸した。
特に、息子の初彼女を氷に固めた件。
受験シーズンは切迫してきているというのに、相も変わらず好きな女へ誕生日プレゼントなどを渡しに行っているとは・・・
別にいいじゃないのよ1日くらい!何考えてるのあなたは!!
大ゲンカですよ。受験落ちるよ息子。気が散って。
ゴミの分別とか公共料金の支払い忘れとかにも厳しそう。子供に示しのつかない事すると叱られる。
ただ、カミュもカミュで抜けてるところがあって、私は彼を聖闘士一のズボラ美人だと思っているのですが、磨けば光る容姿を全然磨く気なさそうじゃないですか。
この人は、寒いところに住んでなければ躊躇なく頭を坊主に刈ってる気がしますよ。
今はシベリアだから伸ばしてるだけで、前の方は邪魔だから自分で切ってる。そんな感じがあの前髪からはします。
なので、そういうところは妻も面倒の見甲斐があるというか。
あなた、その深爪みたいな前髪はもうやめて、美容院を予約したからこれ(雑誌の切り抜き)持って行ってらっしゃいな。
カミュもそういうところで世話をされたのは素直に感謝してそうですし、子育てを一か八か夫に任せる覚悟さえできれば、上手くやっていけるのかなとは思いました。
きっと、誰よりも子供の為を思って誰よりも考えて行動した結果、反抗期に入った子供から誰よりも嫌われて、誰よりも落ち込むんでしょうね・・・
それを想像すると、慰めてあげなければならない気はしました。
黄金聖闘士な夫たち。駄目な方から3番目は、絶対に謝らない男・アフロディーテです。
このキャッチコピーだけで上手く行かなさそうすぎてもう。
「確かにゴミを出し忘れたのはこの私だが、後悔もしていないし詫びるつもりもない」
謝れェェェェ!!!
意志の強い聖闘士がたくさんいる中、この人からは意志っつーか我の強さを感じます。
その点なら十二宮トップじゃないでしょうか。下手すれば神々に匹敵しますよ。
瞬に何を言われても絶対歩み寄らない。他の人のことなど考えずに薔薇を敷く。ぶっちゃけあの薔薇はサガにも迷惑だったんじゃないかと思うんですが、そんなことはどうでもいい。
誰も上に登らせないし、サガも下りてくるな。
そんな我の強さを踏まえると、この人だけは、自分が好きなら相手の気持などお構いなしに無理やり押し切って結婚してしまいそうな気がしました。
そして結婚された妻も、結婚した後に情が移るとかこの人に関しては無い気がしました。
謝るぐらいなら死ぬ男に情を移すの難しいだろう、普通。
口論になるたび、ああ私やっぱこの人と一緒にやってくの無理だわって思いそう。
あと、旅行とか行って一緒に写真撮っても、夫が美人過ぎて自分が全部ブスに見えるわけじゃないですか。辛いよ。
そんなわけで、アフロディーテ、この位置です。
黄金聖闘士な夫たち。
蟹がダントツ過ぎてワースト2位以下はダンゴ状態ですが、強いて順位をつけるなら次はこの人だと言う気がしました。サガ。
辛くないですか。夫が神の化身と崇められてる男って。
朝食に昨日の残り物出したら間違いなくインスタが炎上しますよ。
「食事の内容が夕飯と同じですよね?手抜きですか?」とか気の狂ったファンに粘着される。シャウエッセン出しただけで添加物でサガ様を殺す気かとか言われる。
何より、サガ本人にオーラがありすぎて、この人が居るだけで家庭に安らぎが生まれない。
13年間教皇として周囲を欺いてきた男は今さら「くつろぐ」ことなどできなかった。家の中でも屁のひとつもしない完璧さ。本人はそれが普通になっているからさほど苦でも無かったが、付き合わされる妻はたまったものではない。別に付き合う必要は無いんだけども。
しかし完璧なサガの前でこっちが屁をこけるかという話ですよ。
緊張を強いられる生活を続けるうちに、妻は夫が怖くなってきます。
なんだか・・・あの人の心の中にはとてつもない闇がある気が・・・
あら何で?は?完璧過ぎて怖い?何それ最高の旦那さんじゃない。うちなんて蟹よ?
誰にも理解してもらえず、妻は孤独を深めて行くのでした。
・・・やっぱり、笑える程度の欠点は欲しいですよね。人間。