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2007年1月8日設置 サイト→http://warakosu.syarasoujyu.com/
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W杯決勝トーナメント始まったー!
ちなみに上図はGL2戦目が終わった時に描きかけたダイダロス先生(アルゼンチン出身)。

メッシVSクリロナを実現するためにもアルゼンチンに勝ってほしいですが、難しいかなあ・・・フランス凄い強そうですよね。派手さは無いけど盤石に強いというか。
うーむ。
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ポーランド戦の日本の対応について、イタリアのトゥット・スポルト紙。

「あの戦略は理解できる。日本人は戸惑っているようだが、それは彼らが今まで愚直に戦う代表しか見てきていないからであり、我らがアッズーリだったら気づかれないようにもっと狡猾にやった」

これだよ。日本に足りないのは。演技力だよ。

いや本当にね、やるかやらないかっつったらもうやるしかないんですよ、だって試合見てた限り日本が得点する可能性なんか欠片も匂って来なかった。1位抜けできればトーナメントで天国側に入れるコロンビアは取った1点それこそどんな事してでも守るだろうし、バクチどころかあの状況で最高に手堅い采配でしたよ。考えれば考えるほどに。

しかし、確かに見せ方はもっと上達すべきではある。
日本代表は汚いどころかむしろクリーン過ぎたから、中途半端にバレバレな時間稼ぎになってしまった。
例えば、まず1点取られた時点で全力でPK狙いに行き、コロンビアが1点取って残り時間も少ないと知れば、引き続きPK狙い・・・と見せかけつつ転がってのたうって巧みに試合進行を遅らせコロンビアVSセネガルの試合結果がこっちの試合中に出るようにする、そして安全に試合を終える。そういうやり方もあるわけです。
闘志にも色々あって、攻めるだけじゃない、痛い痛い痛い!!と悶え苦しんでみせるのも、サッカーではある意味闘志と言っていいんじゃないでしょうか。少なくとも無気力ではない。たぶん。

トゥット紙の言を見る限り、アッズーリはだいぶ色々やってるんでしょうね。
私が知ってるイタリア代表の転がる姿と言ったら、黄泉比良坂のデスマスクの「足の骨が折れたー!!」なんですが、あれもつまりこういうことかと。目の覚める思いですよ。
確かに時間稼がなきゃいけない状況だったし、あの後ケロッとして積尸気冥界波やってたんだもの、あいつ絶対折れてなかった。

イタリアの、自分たちの代表に対してクリーンさは求めていない姿勢がいっそ心地よいなと思いました。
ていうか、自分達W杯出られなかったから冷静に分析できました感が何か笑える・・・


日本代表・アテナを慰める強豪国の野郎ども。

アテナ「・・・クソ試合をお見せしました」
シュラ「アテナ!グループリーグにおいてはあれは立派な戦略かと!どんな強豪でもあの状況であればきっと同じ事をします。気になさることはない」
デス「辛気臭ぇーなー、突破したなら喜べよ。W杯ナメてんじゃねえのか?W杯っつーのはなあ、それがたとえ決勝戦であっても、世界中の期待を裏切っても、勝つためなら手段を厭わずジダンに頭突きさせる、そういう闘いなんだよ!ボール回しぐらいでグジグジしてんじゃねえ!!なあ、アルデバラン!!」
バラン「すまん、本当に、何が悪いのか全くわからん。10分程度時間を稼いだだけだろう?ボールを転がして?それの何が悪いのだ、うちならボールだけでなくエースも全力で転がるはずだが」
デス「だよな。ネイマールはすげえよ、人としての抵抗も空気抵抗も感じねえよ、永遠に転がり続けるんじゃないかと思ったわ。ほら星5つの王者が言ってんだぞ、日本なんか気にする事ねえって!」
アテナ「・・・でも、世界のマスコミにも叩かれていると」
シュラ「イギリス紙ならお気になさらず。あの国はそういう騎士道精神だからこそ、W杯では必ず途中で敗退する」
デス「アメリカも転がるのが嫌でサッカー人気出ねえんだろ。そういう奴らには言わせとけ」
バラン「アテナ。ブラジルのメディアは日本をけなしたりしていません。グループHについては『コロンビアが地獄に落ちれば良かったのに』が主な感想です
デス「南米の正直さはすげえな本当」
アフロ「3戦全てまとめて見れば、日本はとても面白かったのではないか?ジャイアントキリング、下馬評の低い国同士の想像を超える熱戦、叩かれまくったエースの活躍、致命的ミスをした選手の挽回、そして物議を醸す駆け引き。W杯のグループリーグの全てが詰まっていると言っていい。良いではないか。最初の2戦は凄かったのだ。最後の1戦がつまらなかったぐらい許されるべきだ。そうだろう?3戦全部つまらなかったフランスと言う国の人」
カミュ「全くその通りですアテナ。うちの第3戦など最後の10分どころか最初のキックオフから茶番でしたが、あれはあれで洒落ていたと言えない事もないかと」
デス「言えねえだろ。いやお前のとこには皆色々言いたい事があるわ。理由は口に出せないけどフランス代表なんかずるくね?いや、ぱっと見でもう、なんかずるくね!?」
カミュ「黙れマテラッツィ。出られなかったからといってケチをつけるな。・・・アテナ、御安心ください。明日にはフランスがこの調子でメッシを消し去り世界中のヘイトを引き受ける事になるでしょう」
デス「やめて欲しい。ほんとに」
カミュ「それに日本はルール内で最善の選択をしただけです。それをおかしいと言うのがおかしいのではありませんか?まったく、日本の時間稼ぎ程度でおかしいと言われてしまっては、我が第二の祖国ロシアの走行距離とスプリント回数までおかしいと言われそうです」
デス「いやそれはみんな既に言ってる。あれはおかしいだろ、どう考えてもドーピング・・・」
カミュ「ドーピングなんてあるわけがないだろう。それはもう解決している。何を言っているのだ。ロシアは第3戦でウルグアイに3-0のボロ負けだったのだぞ。それでドーピングしてるだなど、ドーピングに失礼だろう」
デス「サンキューカルピン」
シュラ「と、とにかく。アテナ、これだけは言えます。グループリーグで美しく負ければ良いという考えは、決勝トーナメントで勝つ味を知らないからこそ思う事。決勝トーナメント常連になれば、中途半端で華麗に散って『無敵艦隊(笑)』などと呼ばれることの虚しさがわかるようになります。W杯は、優勝を目指す大会なのですから」
デス「まあ日本は100年早ぇけどな優勝とか。W杯は最後の試合が最高ならそれでいんだよ、日本の最後は昨日じゃなかった。それだけだろ」
バラン「その通りだデスマスク。大体、グループリーグはまだW杯ではないしな」
デス「・・・いやお前のところはそうだろうけどよ・・・」
アテナ「皆さん・・・ありがとうございます。では日本も、ベルギーに勝って良いのですね」
デス「勝てればな。絶対無理だわ日本勝ったら俺フルチンで決勝戦に乱入してやるわ」
シュラ「やめろ。見たくない」
デス「・・・嫌な野郎だなお前」

さらっと決勝に行く自信を見せるシュラと無敵艦隊撃沈しろと思っているデスマスク。
蟹の胸の星描きながら、イタリアほんとなんでいないんだと思いましたね・・・星4つか。強い。

日本・ポーランドの談合開始から、思わずセネガルを応援して罪悪感をまぎらせていました。

しかし、こういう手を使うハングリー精神みたいなものが日本にもあるっていうのは、なんかじぃぃぃぃんとしますね。

未だにはっきり覚えてるんですよ、2010年W杯のスアレスのガーナ戦でのハンド。レッドカードで退場させられた背後でガーナのPKが失敗した瞬間、ガッツポーズで狂喜したあの姿。
あれは本当に醜悪な光景でドン引きしましたが、嫌悪感と同時に理屈抜きで深く感動するものもありました。
この人はそこまで勝ちたいんだなあと。
世界中から嫌われようが蔑まれようがただただただただ勝ちたい!!というスアレスは、物凄く醜くて最悪で感動的で、あの強烈な欲求を隠さないからスターなんだなあとつくづく思ったものです。

マラドーナとかもそうじゃないですか。どう見られようと構わないというあの振舞の物凄さよ。ああいう人だから、なんか絶妙なタイミングで日差しが彼だけに差すみたいな奇跡が起きるんだと思います。それに躊躇なく応えて神になる本人も凄ぇよ。あの人ほんと見てて飽きない。

日本には、負けても談合しないチームより、談合しないために勝つチームになってほしい。そのためには今回みたいな物悲しい悔しさも踏み越えて行かねば。

いやー・・・しかし、日本は頼もしくなりましたよね。
目指せ決勝トーナメントでの初勝利。
涙出てきますね・・・・
個人的には、セネガルと一緒にトーナメント行きたかったなあと思いますが・・・

しかし日本がこういう試合をできるようになったのも、強くなったと言う事なんでしょうね。
選手たち頑張った!

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